2022年10月号記事

逆恨み 三角関係 嫁姑問題 職場の嫉妬

あなたも呪われている?

映画「呪い返し師─塩子誕生」

映画「呪い返し師─塩子誕生」(製作総指揮・原作は大川隆法・幸福の科学総裁、企画は大川紫央・総裁補佐)が10月7日、全国の映画館で公開される。
「呪い」というテーマは決して、古典やファンタジーだけのものではない。
あなたも今、"あの人"に呪われているかもしれない──。


contents


「呪い返し」の王道

「呪い」に対し、どう対処すればいいのか。
これまで紹介してきた事例にもそのヒントは多数散りばめられているが、ここではその基本原理を一部紹介する。

呪いを感知し、返すプロセスは、自らの心を見つめる過程そのものでもある──。

斎藤孝弘さん(仮名)はある冬、両腕に蕁麻疹が広がり、赤く腫れた状態が3~4日続いた。最初は非常に寒い日が続いたことと結び付け、「寒冷蕁麻疹かな」と思っていた。

しかし幸福の科学信者の友人から「霊的なものなのでは?」と指摘されてハッとし、「誰かの怒りを買っていないか」を振り返ると、心当たりがあった。

斎藤さんの会社の部下に、Aさんという人がいた。Aさんは親の介護をしながら仕事をしていたのだが、その愚痴や、苦労を理解しない会社への不満を周りにまき散らし続けていた。これがチームの士気を下げることを問題視した斎藤さんは、Aさんに「愚痴もほどほどに」と指摘。これにAさんが激怒した。

「Aさんの呪いかも」と見立てた斎藤さんは、彼の苦労に改めて思いを馳せ、理解しようとした。その上で、大変な中、仕事をしてくれていることに感謝し、彼の幸福を祈った。

すると驚くことに腕の蕁麻疹がさっと消える。そして後日、Aさんが出勤してくると、怪我をしたらしく、腕に包帯を巻いていた。呪いが返ったのだった。

 

次ページからのポイント

呪いを返す心がけと瞑想

現代の「呪い」を描く映画 「呪い返し師─塩子誕生」

インタビュー / 監督 赤羽 博

インタビュー / 賀茂野塩子 役 希島 凛