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ソフトバンクグループが、2022年4~6月期の連結決算は最終損益が3兆1627億円で、四半期の赤字額としては過去最高となったと発表しました。

《詳細》

同グループは2四半期連続で赤字を計上しています。原因としては、世界的な金利上昇に伴う株安で、同グループのビジョン・ファンドの投資損失が2兆9191億円となった上、円安により国内会社の米ドル建て純負債の増加で為替差損が8200億円となったことを挙げています。

孫正義会長兼社長は、「しっかりと反省し戒めとして覚えておきたい」と述べた上で、ビジョン・ファンドへの新たな投資を押さえ、コスト削減のために人員削減を実施すると表明。その範囲は未発表であるものの、「聖域のない、あらゆるコストダウン」を図るといい、全社的なものとなると見られています。

ビジョン・ファンドの損失については、「(企業価値評価が)正当化されると思い込んでしまい、高い値札のものをたくさんそろえてしまった。今振り返ってみれば、バブル状態があったと反省している」としています。

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