2022年8月号記事

黙示録は来るのか?

いったい何が、人類を待ち受けているのか。我々は何を反省せねばならないのか。
大川隆法・幸福の科学総裁の教えや霊査から紐解いた。


contents


過去にこういうことは何度もあった(中略)どこかで、この文明の終わり、と判断する時期が来る

大川隆法・幸福の科学総裁は過日、『小説 十字架の女』の発刊記念対談で、こう語った(*)。

同シリーズは大川総裁書き下ろしのスピリチュアル・ミステリー小説である。そしてその本質について大川総裁は、「実を言えば宗教家として書くなら(中略)黙示録として書くべきものではある」とも述べている(*)。衝撃の内容は、ぜひお読みいただきたい。

終末論は世界共通

一般に黙示録とは、「ヨハネの黙示録」に代表される、世界の終末を語る教典・神話のこと。こうした終末論は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ゾロアスター教など、ほとんどの世界宗教に共通して見られる。古来、人類の世界観の背景にあり続けた。

だがそれらの「終末」が何を意味し、いつ訪れ、そもそもなぜそのようなことが起きるのかについて、人々が明確な答えを持つことはなかった。それどころか、社会が近代化するにつれて「迷信」とされるようになり、終末論・神罰論を語る者は眉をひそめられることもある。

文明滅亡が来るのか

しかし大川総裁は前出の対談でこう述べている。

「(人々は)この世界が永遠に続くと思って、自分の個性が十分に発揮できて、楽しい生き方ができたらいいなと、死んだ後どうなろうと関係ないみたいな感じで、だいたい生きているのだろうと思うのですが、神の目から見れば、過去、いろいろな文明を興して、また滅ぼしてきた

このターニングポイントが再び近づいていると、暗示しているのだ。

(*)「『小説 十字架の女(2)〈復活編〉』発刊記念対談」
※これ以降、文中や注の特に断りがない『 』内の書籍はすべて、大川隆法著、幸福の科学出版刊。

 

次ページからのポイント

「ノストラダムス」で危機は終わっていない

文明崩壊の核戦争が瀬戸際まできている

核戦争シミュレーション──日本も他人事ではない