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国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(RSF)」が3日に発表した2022年の報道の自由度ランキングによると、180の国と地域のうち、日本は71位、香港は148位でした。

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ランキング順位の下落が一番大きかったのが香港で、昨年は80位だったところ、22年は148位となりました。

中国政府が香港での反体制活動を禁じる「香港国家安全維持法」を導入した後、香港では21年に蘋果日報(アップルデイリー)と立場新聞(スタンドニュース)という2つの大手民主派メディアが強制的に閉鎖され、多くの小規模メディアも運営停止に追い込まれました。

RSFの報告書は、「公共放送の香港電台(ラジオテレビ香港)は、以前は大胆不敵な調査で有名だったが、政府の管理下に置かれ、気に入らない番組の検閲をためらわなくなった」と指摘しています。

一方、日本は、昨年の67位から4位順位を落とし、71位となりました。

RSFの報告書には、「日本政府と企業が日常的に主流メディアの経営に圧力をかけており、その結果、汚職、セクハラ、健康問題(新型コロナウィルス、放射能)、公害など、デリケートとみなされる可能性のあるテーマについては、激しい自己検閲が行われている」と記されています。

その他、報道の自由度1位となったのは6年連続ノルウェーで、最下位は北朝鮮でした。アメリカは42位、中国は175位、ロシアは155位でした。

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