泊発電所(画像はWikipediaより)。

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岸田文雄首相がテレビ番組で原発再稼働への意欲を示し、話題となっています。

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岸田首相は26日夜のテレビ番組に出演し、「原発を一基動かすことができれば、世界のLNG市場に年間100万トンを新たに供給する効果がある」「今の枠組みの中でどこまで原子力を再稼働できるのか、追求していかなければならない」と述べました。

また原子力規制委員会の安全審査については、「合理化や効率化を図り、審査体制も強化して、しっかり手続きを進め、できるだけ可能な原子力発電所は動かしていきたい」とコメント。

一方で、「原子力規制委員会の新規制基準に適合し、国民の理解を得ながら再稼働を進めていくという基本的な方針は変わらない。安全は譲れない」とも強調しました。

ウクライナ情勢の影響によるエネルギー価格高騰や、3月に出された「電力需給ひっ迫警報」などにより、原発の早期再稼働を求める声が増えていることを受けての発信と見られます。

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