世界が北京五輪で沸いている。だが「平和の祭典」を開催し、各国の祝福を受けているホスト国が、ついこの間、香港の自由を民主派の大量逮捕によって圧殺した中国であることに、強烈な違和感を持たざるを得ない。
華やかな五輪報道の裏では、今も多くの活動家が収監状態にある。民主派団体「学民思潮」の元リーダーである黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏もその一人。
同氏の守護霊は1月31日、香港関係の本を読んでいた大川隆法・幸福の科学総裁に同通し、そのもとを訪れた。
守護霊は冒頭より悔しさを強く訴える。「香港がこんな状態になっているなら、オリンピックなんかボイコットしたらいいのに。平和の祭典でしょう? なんでそれを堂々と平気でやれるのかが分からないし。日本だって首相とか大臣が来ないだけで、あとは選手団がもう嬉々として行ったんだろう」と語った。
とりわけ日本については、欧米各国が香港問題で中国をけん制すべく艦隊をアジアに送るなどしている中、選挙の争点にもできない状況に失望を示した。
それでも黄氏守護霊は日本への期待を語る。中国が抗日映画で日本の"恐ろしさ"を国民に植え付けてきたことや、アメリカが地球の反対側からいちいちアジアを護りに来ることの難しさなどに触れ、「今、日本がアジアの要にならなければ、アジアは蹂躙される」という危機感を訴えた。
さらにその後、黄氏守護霊の訴えを受ける形で、釈量子・幸福実現党党首の守護霊が大川総裁のもとに訪れた。
これまで香港支援を訴える運動をさまざまな形で繰り広げてきた釈氏だが、同守護霊は、幸福実現党や日本の立場としても香港人たちを直接救うことの難しさや、世界の支援を受けて民主化運動を成功させるにあたって、運動にはもう一歩の思想性が必要であることなどについて触れる。
一方で、「ただSOSを言ってきたということは、宗教家としては受け止めないかんと思っています」と語り、西側が中国の横暴に対して為す術のない状況をひっくり返すべく、近未来に起きることについても言及した。
上記は霊言のごく一部であり、他にも以下のような論点が語られた。
「ジョシュア・ウォンの守護霊霊言」の論点
- 「日本は自由主義社会の〇〇〇〇〇〇でなきゃいけない」
- 世界から見た今の日本人の卑怯さと、本来持つ"怖さ"
- 北朝鮮のミサイル実験に対する感想
- 日本の閣僚は〇〇を話すべき
- 周庭(アグネス・チョウ)氏の現状への見方
- もし香港に坂本龍馬がいたら?
- 今後の香港はどうなっていくか?
- ローマ(バチカン)がクリスチャンの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官にすべきこと
- 今、日本に東郷平八郎がいれば何をするか?
- 日本の「タカ派」は単なる〇〇〇派?
- 獄中の民主派の現状について
「釈量子の守護霊霊言」の論点
- "過激さ"を求める黄氏守護霊の意見と、"過激さ"で票が入りにくい日本の空気の間で
- 香港の活動家に言うべきこと
- 日本の「右翼」の現状について
- 五輪報道を行うメディア側の甘えとは?
- 香港弾圧による中国側への損失
- 幸福実現党の「香港を護れ、台湾を護れ」の運動と効果
- 幸福実現党がこれからやっていくこととは?
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『メシアの法』
幸福の科学出版 大川隆法著
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