コロナ禍で先行きが見通せない中、個人や企業がこうした状況から抜け出す方法とは何か。大川隆法・幸福の科学総裁は26日、法話「夢は叶えられる」を説いた。
大川総裁は冒頭、「もっと悪い時代もありましたから、少し考え方や心の力で、環境も変え、自分も変えていく方法、原点ですけれども、その辺についてもお話ししたほうがいいのかなあという気がしている」と言及。テーマは、若い世代が未来を拓くための心の力の使い方から、組織として「もう一段の価値を生む方法」にまで及んだ。
中にいる人が成長し、会社が公器に変わっていくこと
コロナ禍において、休業・時短要請が続いた飲食店など、店舗の撤退が増加しているが、補助金や融資の継続で継続できている会社も多く、倒産はまだ目立っていない。大川総裁は、「これはいずれもたなくなる」「通常の価値を生む仕事の形を取り戻していかないと危険性はある」と指摘した。
組織体として事業が発展していくためには「組織体として、より多くの人たちに、いい方向で感化を与えられる経済的成長等を遂げること」が必要であり、「中にいる人が、人間的にも成長し、道徳的にも成長し、かつ、会社自体が、次第に個人のものから公器、公の器に変わっていくように、努力して成長させていかなければいけない」と語った。
「何のためにこの事業はあるのか」を繰り返し教えること
そして大川総裁は、事業家として事業を大きくしていく方法として「何のためにこの事業はあるのか」という経営理念を考え、従業員に繰り返し教えることが大事であると指摘。トップが部下を育てられるなら企業は成長軌道に乗っていく可能性があるとし、部下に仕事を任せ、失敗したらフォローや注意をするなど、人を育てるマインドや努力が必要であるとした。
さらに、本業から外れたことをし始めたら間違いになるということで、幸福の科学も世の中の組織も、その使命の本筋から考えてやり方や仕事が正しいかを考えるべきであると指摘。基本的に明るい考え方を持ち、自我我欲を満たすためではなく、世のため人のために発展・繁栄をしていきたいという気持ちを持つことが成長の原動力になると語った。
本法話では、他にも次のような論点への言及があった。
- 早稲田大学の付近を歩いて感じた学生の状況
- 大川総裁が見た「新入社員に戻った夢」
- 宗教における「心の中で思ったこと」の意味
- オミクロン株の流行についてどう見るべきか
- 若くとも、大勢の人の前に立つ人に求められること
- YouTuberがこの先たどる道とは?
- 「大借金体質」の会社に待ち受ける危険
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
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