任期満了に伴う三重県津市(定数34)が23日に投開票され、幸福実現党の公認候補である長谷川植氏が初当選を果たした。

長谷川氏は1960年、津市生まれ。近畿大学卒業後、三重県の精肉業「朝日屋」に長らく勤め、令和元年に同社を退職。津市の白塚地区自治会連合会役員、白塚南町自治会会長、不登校児支援スクールネバーマインド相談員などを務め、地域活動に従事してきた。コロナ禍に苦しむ地元への恩返しを込め、「津に生まれてよかった」「津で暮らせて本当に良かった」という政治を実現すべく、今回立候補を決意した。

同氏が市議選で掲げた政策は主に三つ。一つ目は、経済活動の過度な制約に反対し、コロナワクチン接種の有無で差別されないなどからなる「人の温もりを感じる街に」。二つ目は、耕作放棄地や空き家の活用、農地の大規模化・集約化、漁業の振興などによる「人が輝く、地域が輝く」。最後は、心を豊かにする道徳教育の重視やいじめの撲滅、不登校児童への支援の拡充などの「子供の心を育む教育」。

長谷川氏の今後の活躍に期待したい。


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