2022年3月号記事
衝撃のインタビュー
トランプは知っていた!
コロナ生物兵器説と政権内の真相
オミクロン変異株の感染拡大で世界は大慌てとなっている。
新型コロナウィルスの発生から2年以上が経つ今、そろそろ、コロナ問題を自然災害のように受け身で対応するのではなく、中国が暗躍している前提で動くべきである。
「アメリカだけの話ではなく、全世界で60兆ドル(約6800兆円)の被害があると私は信じている」「中国中国は60兆ドルも持っていないが、彼らがしたことを償わせるために何かをしなければならない」
昨年12月に放送されたニュース番組で、トランプ前米大統領はコロナ・パンデミックの責任は中国にあると迫った。
大川隆法・幸福の科学総裁が同月に行った霊言では、「最終的な断罪はされていないけど、潜在的にはみんな分かっているから、中国が起こしたことが世界中の人を苦しみの中に入れたということ」と言及しており、国際社会は中国が実行犯であると認識しているという(*1)。
事実、米国民の76%が「中国の武漢ウィルス研究所が起源である」と考え、日本の成人の51%も同じ考えを持っている(*2)。
コロナ対策をめぐっては、トランプ氏は世界に先駆けて、中国からアメリカへの入国を制限し、「中国ウィルス」と呼んで中国に厳しい態度を取った。当時、多くのマスコミはトランプ氏を「分断主義者」となじったが、その後、渡航制限は世界中の国で採用されたことから、トランプ氏の対応は正しかったと言える。
(*1)「ノストラダムス 22世紀への道を語る」
(*2)米ロナルド・レーガン大統領財団・研究所が2021年12月に発表した世論調査と、米モーニング・コンサルトが同年8月に発表したもの。
ホワイトハウスの第一通報者とは
だがそもそも、トランプ氏が渡航制限を勇断し、「コロナ問題は中国に責任がある」と認定した背景には何があったのか──。
本誌は、トランプ前政権を突き動かした張本人である、北京の春のリーダーの魏京生氏に独占インタビュー。コロナが武漢で蔓延していることに世界が気づかない中、魏氏はいち早くコロナの真実を政権に伝え、トランプ氏の決断を強力に後押しした。
魏氏は天安門事件に先立つ1978年、時の権力者だったトウ小平を批判し、投獄された(北京の春)。民主化運動の先駆者となり、今も民主派のシンボルとして一目置かれている。今回、アメリカに亡命・在住している魏氏のインタビューなどを交えてトランプ政権の内幕に迫る。
魏氏とポッティンジャー大統領副補佐官との出会い
告発の6日後、トランプは決断
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