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南アフリカで発見された新型ウィルスの新たな変異株「オミクロン株」が、日本国内で初めて発見されました。

《詳細》

感染が分かったのは、アフリカ南部のナミビアから成田空港に到着した30代の男性で、解析の結果「オミクロン株」に感染していることが分かり、医療機関で隔離されています。

オミクロン株の感染拡大を受け、日本政府は30日からビジネス目的や留学生、技能実習生などの外国人の新規入国が原則停止しました。オミクロン株が確認された地域から帰国する日本人は施設での隔離を義務付けられ、日本人帰国者も含めた入国者数の上限は、1日当たり5000人から3500人に引き下げられます。

オミクロン株は、南アフリカ、ボツワナ、欧米諸国、イスラエル、香港、カナダ、オーストラリアなど、世界16の国と地域で確認されています。WHOは、一度感染した人が再び感染するリスクは他の変異株より高い可能性があるとしています。

オミクロン株に対する既存のワクチンの効果も不明である中、新たなワクチンについて、ファイザー社やモデルナ社は数カ月で開発するとの意向を示しています。

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