《ニュース》
7月に静岡県熱海市で発生した土石流災害について、犠牲者の遺族5人が、土石流の起点となった土地の所有者と開発した不動産会社代表を、殺人容疑で告訴しました。
《詳細》
熱海市伊豆山地区で発生した土石流は、少なくとも26人が死亡する大規模な災害となりました。
その原因として一般に指摘されているのが、起点部にあったいわゆる「盛り土」です。離れた場所の工事現場などから出た土が持ち込まれて「盛り土」とされ、それが崩れて被害を甚大化したとされています。
犠牲者のうち6人の遺族5人はこのほど、土地開発業者と所有者が「盛り土が崩れる危険性を認識しながら、川の下流に住んでいる人たちが死亡してもやむを得ないと考え、安全対策を取らなかった」としてこのほど、殺人容疑での告訴状を静岡県警熱海署に提出しました。
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