アメリカのバイデン大統領が就任後、世界の秩序が乱れに乱れている。
イスラエルとパレスチナのハマスが軍事衝突したほか、反米派の大統領が誕生したイランとアメリカとの外交関係は改善する様子がなく、ロシアとウクライナとの間の紛争も再燃した。バイデン氏は、トランプ前大統領を"分断を生み出すリーダー"と批判してきたが、現状では、バイデン氏が国際秩序の亀裂を修復したとは言い難い状況である。
バイデン氏もさぞ頭を悩ませているとみられる6月中旬、大川隆法総裁のもとに、先進7カ国首脳会議(G7サミット)などを終えたバイデン氏の守護霊が現れた。同氏の霊言は、全国の支部や精舎で7月3日より公開されている(問い合わせ先は文末に掲載)。
「菅首相は役に立っていない」
バイデン氏の守護霊は冒頭、ロシアや中国などを相手に外交を展開する難しさを吐露した。話が中国との関係に及ぶと、日本への注文をどんどん付け始める。
守護霊は、「日本はねえ、ほんとに鵺(ぬえ)みたいでね、(中国との問題で)経済的な損失があるし、態度をはっきりしない」と苦言を呈した。香港やミャンマー問題などについても態度を鮮明にしないと具体的に挙げると、「(菅義偉首相は)役に立ってないねえ。次はやっぱりちょっとね、ちゃんとした主張が言える人だけを選んでほしい」と述べ、日本のリーダーには期待していない様子だった。
そして、いよいよ開催が間近に迫る東京五輪。それについてもバイデン氏の守護霊は、「オリンピックは、一応我々は、G7では支援するとは言うたけどさ、実際上、こんな時にやって観客を入れてやったら、コロナはもう一回爆発だよ」と語り、日本は"自爆"する方向へ進んでいると読んでいるという。
日本から意見を発信し、イニシアティブをとってほしい
バイデン氏の守護霊は一貫して、この難局を乗り切るには、日本にイニシアティブをとってほしいというメッセージを繰り返した。
自身はトランプ前大統領のような度胸がないために、「G7以外に、ASEAN(アセアン)とか、それからTPPとか、他のものもあるんで。ちょっと日本にね、もうちょっとリーダーシップのある人が出てきてくれないと、困るなあとは思っている」と発言。「私はともかく、部下には賢い人がいます」と述べ、日本から国際正義などをしっかり発信して、アメリカの背中を押せば、物事は前進するとして、日本の奮起を促した。
本霊言では他にも、以下の論点について言及があった。
- 会談を行ったロシアのプーチン大統領への印象
- バイデン政権の"対中強硬路線"の本気度について
- 菅政権は今後、再選するか否かに関する見立てとは
- WHO(世界保健機関)に腹を立てたトランプ氏の気持ちが分かった?
- 日本が天安門事件の二の舞をしないか気にしている!?
- 日本の憲法や竹島問題への評価
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『ザ・リバティ』2021年7月号
幸福の科学出版
【関連記事】
2021年7月号 見せ方は上手だが… バイデンで果たして大丈夫か? - Part 1 外交編
https://the-liberty.com/article/18412/
2021年6月16日付本欄 金正恩氏が「人民の食糧事情が切迫」と発言 活路を見出したいという金氏の本心