今年は桜の開花が例年より早く、またコロナ禍であることもあって、満足に花見を楽しめなかったという人も多いだろう。

その美しさから、一説には桜の花名の語源になったともされる日本神話の女神のひとり、木花開耶姫(このはなのさくやびめ)。5月19日、大川隆法・幸福の科学総裁により、その霊言が収録された。

木花開耶姫は冒頭、現在公開中の幸福の科学の映画「美しき誘惑─現代の『画皮』─」について、「美しくあることが、すなわち妖魔性であり、画皮であると、等号で結ばれていく関係になりますと、女性の美しくありたいという気持ち自体がまやかしのものであって、あるいは、まやかしならぬ、あやかしのものであると短絡的にお考えになる方が多くなりますと、それはまた、少し違っているのかなぁということで、ある程度の中道は要ると思っているんですね」と、極端な解釈に警鐘を鳴らした。

そして、自然に美しく咲く花などを例にとり、本当の美しさや男性の美しさ、そして、人間は皆、天上界で経験しているため、心の中で「美」というものを本来は知っていることについて語った。

大和の心を象徴する桜の花

それでは、内面の美しさとはどのようなものなのか。問われた木花開耶姫は、「魂が肉体に宿っているっていうことを、知っていない人間というのは、まだ本来の人間性に目覚めてないということでもあるので」と、魂の存在の自覚を美人の条件の一つとした。そして、自分の美を開花させ、世の中の光となる生き方を魂の喜びとすることの大切さを説き、「内面の考えていることや気持ちは外に滲み出てくるとも言われています」と、心が外見へも影響することについて話した。

そして、日本的な「大和の美しさ」について、桜の花を例にとり、1週間程度しか満開の時期がないはかなさが、この世の命のはかなさと共通するとして、その中に究極の美があることや、諸行無常や転生輪廻といった教えを桜の花を通じて伝える面もあると説いた。

さらに、桜の花が早く散る運命から、大東亜戦争時の特攻隊や戦艦大和についても、「尊い人柱だったと思います。本当に」と涙声で語り、「散ったから、咲いたことが間違いだったわけではないんだということは、知っておいてほしいと思うし、その大和の心は、まだ伝えるべきものがあると私は思っています」と述べた。

古代富士王朝と天御祖神の降臨

幸福の科学の霊査により、その存在が明らかとなった天御祖神(あめのみおやがみ)は、およそ3万年前に富士山の現在の静岡県側に降り立ち、古代の日本文明を創ったことが分かっている。

木花開耶姫は天御祖神について、「富士山信仰の基(もとい)ですよね」と話し、自らも天御祖神と同じ時代に存在していたと明かした。そして、古代富士王朝の存在や、神武東征に至るまでの驚異の歴史の概観を明らかにした。

本記事は、霊言のごく一部のみを紹介している。霊言では上記の内容以外にも、次のような論点が言及された。

  • 木花開耶姫は今世、生まれていた!
  • 天御祖神の説いた教えとは
  • 富士王朝での木花開耶姫の役割とは
  • 世界に影響を与えた天御祖神の教え
  • 邇邇芸命(ににぎのみこと)との結婚について
  • 「和のメロディー」「わび・さび」に秘められているもの
  • 桜の花のような透明な美しさについて

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連書籍】

天御祖神の降臨.jpg

『天御祖神の降臨』

幸福の科学出版 大川隆法著

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