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中国政府は15日、無人火星探査機「天問1号」による火星着陸が成功したと発表しました。

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火星は大気が薄いため着陸は技術的に難しく、旧ソ連、アメリカに続き世界で3カ国目の成功です。

今後、探査車「祝融」が火星表面を走り、気候や地質などの調査を行う計画ですが、地表の調査にも成功すれば、アメリカに続く2カ国目となります。

昨年12月には、中国による無人月探査機「嫦娥(じょうが)5号」が、米ソに続き3カ国目となる月の土壌の持ち帰りにも成功。さらには、2022年前後に完成を目指す独自の宇宙ステーション「天宮」の完成に向け、居住空間にもなる中核施設「天和」も今年4月末に打ち上げが成功しました(ただし、打ち上げに使ったロケットの巨大な残骸は制御不能となり、都市部に落下する可能性もあったと世界的に批判を受けている)。

アメリカを凌ぐ「宇宙強国」を目指し、中国は急速に宇宙開発を進めています。

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