古今東西、異性関係で足元をすくわれる事例は後を絶たない。異性との付き合い方や、どのような人に惹かれるかというところに、思わず知らず、"素顔"が現れるものだ。
大川隆法・幸福の科学総裁は17日、「青春の恋愛と後悔」と題して法話を行い、若い人を念頭に置いて、若くとも立場相応に求められる責任の自覚や、テクニックや表面的な美しさ、誤魔化しによって評価を得ようとすることの空しさなどについて説いた。本法話は全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点で公開されている(文末に問い合わせ先)。
自分だけ得して許されるほど、世の中は甘くない
法話の要点の一つとして、セルフィッシュ(自己本位)な考え方の問題点が指摘された。
大川総裁は、「青春時代をどのように生きたかということ」が、その人の人となりや人生に与える影響は大きいとした上で、若い人は焦ることが多く、「肉食動物が草食動物を草原でハンティングするように」、衝動的に異性を得ようとする傾向があると述べた。
衝動的であることに加えて、異性を獲得する際、とにかく自分の利益ばかりを考え、相手のことや社会の秩序や安定といったものを考えていない人がいる。
大川総裁はそうした傾向についても、商社時代に見聞きした事例を交えながら、具体的かつ分かりやすく説き、「自分だけが得してほかの人が損しても、平気で世の中いけるほど、それでトントン拍子に出世できるほど、世の中はそんなに甘くはない」と諫めた。
公職に求められる、職業の重みや神聖さの自覚
また、公職にある人が異性へのわいせつ行為で失脚するニュースを目にすることも多いが、大川総裁は職業の重みを自覚することの重要性も強調した。
例えば裁判官や教育関係者、大手マスコミなどは、一社員であっても不祥事を起こせば報道される可能性が高い。そうした「連帯責任」を負っているということの自覚は、当然求められる。ましてや、神様仏様に仕える宗教家には、さらに一歩踏み込んだ責任の自覚が求められることは言うまでもない。
大川総裁は、「このへんですね、あんまり学校では教えてくれないものがあるんですよ。この職業ではこのへんはいけるけど、これからは駄目とかですね。こういうのは学校では教えてくれない」「職業の重みとか、神聖さとか、他人の人生に影響を与えるところ等は、よくお考えになったほうがいいんじゃないかなと思います」と述べ、それぞれの職業によって制限される身の振る舞い方について説いた。
上記の内容は、本法話のごく一部。他にも、次のような論点に言及された。
- 大川総裁が商社時代に見聞きした、えげつないほど軽薄でセルフィッシュな異性関係
- 異性関係によって引き起こされる生霊問題
- 遊び心でちょっかいを出すと、身体の不調や人間関係の問題が起きる場合も
- 宗教家に求められる「心の傾向性」とは
- 牧師や僧侶が妻帯するようになった歴史的背景について
- バチカン周辺の土地から発掘される●●●●の遺骨
- 菅首相への攻撃の激しさは、官房長官時代の●倍!?
- 結婚適齢期の人が結婚相手に選ぶ異性像とは
- ぶりっ子や色気を振りまく女性の問題
- 裏表のある人は、どうしても●●されない
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『釈尊の霊言』
幸福の科学出版 大川隆法著
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