2021年1月号記事



Interview


地域を発展させる「秘策」

愛知


愛知県で活動する幸福実現党の代表者と地方議員に、

愛知の発展へ向けた提言・取り組みについて聞いた。



「住みやすさ」と「発展」が両立する日進市を目指して

 

幸福実現党
東海エリア選対担当
日進市地区代表

柄澤 悠

Profile

(からさわ ゆう) 1994年生まれ。日進市立日進東小学校・中学校卒業。幸福の科学学園那須本校(1期生)、愛知淑徳大学文学部教育学科卒業。HS政経塾第8期生。家族は両親と祖父母。好きな言葉は「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざるなり」。

 


日進市は名古屋市や豊田市に通勤する人のベッドタウンとして、子育て支援なども手厚く、若者人口が増え続けています。

一方で、ほどよい「田舎感」もあり、ご近所づきあいや人と人のつながりが今も大切にされており、ずっと住み続けておられる高齢者の方にとっても、暮らしやすい地域です。

私は小学3年生で日進市に引っ越してきましたが、たくさんの友人や知人に恵まれました。「この市を離れたくない」と、地元で進学や就職をしたり、一旦は離れても帰ってきた友人も多く、魅力と未来への可能性に満ちたところだと感じます。

しかし、増える人口に対して「保育施設が足りない」「公共施設やバスが使いづらい」といったご意見も多く、発展の勢いが止まりつつあります。

若い人口が増えている日進だからこそ、規制緩和や減税などを通じて、前例にとらわれない自由な発想を応援したいと考えています。日進のさらなる発展には、創造的な空気感が不可欠です。

その一環として、小さな一歩ですが、商工会議所の青年部メンバーとしても活動しています。コロナ禍で活動が制限されていますが、コロナ対策セミナーの開催や、創意工夫して戦う中小企業のPRなど、さまざまな意見を集めて、市民の皆様に安心していただけるよう動き出したところです。


人と人とのつながりを大切に

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毎週、交差点で朝の挨拶を続けている。

私は以前、教師を志していました。今でも、教育に向けた思いは変わりません。子供たちが夢に向かって思いきり羽ばたける、そんな世の中づくりの一端を担うことが、今の私の志です。

先生をはじめ、地域の方や友人たちなど、多くの日進の皆さんに育てていただいて、今の自分があります。そんな日進に恩返しをしたいという思いで、政治運動をしています。

活動の中で一番強く感じているものは、「人と人とのつながり」の大切さです。あたたかい「つながり」のもと、若者から高齢の方まで、全ての世代がお互いを大切にする、「住みやすさと発展が両立した日進市」にすることが、私の理想です。





「日本一裕福な村」を生活実感できる飛島村に!

 

幸福実現党
愛知県飛島村議会議員

伊藤 豊

Profile

(いとう ゆたか) 1974年、愛知県海部郡飛島村生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、学習塾講師。2019年統一地方選にて初当選。地元で評判の日光橋食堂の次男。好きな言葉は「限りなく優しくあれ」。

 


村議になる前から定期的に、地域のごみ拾いのボランティアをしています。飛島村に通っている国道23号では不法投棄が多く、以前から「改善してほしい」というお声を地元の方から何度もいただいていました。1時間ほど数人でごみ拾いをすると、約8袋集まることもあったほどです。

「飛島の美化に貢献したい」と思い、2019年の統一地方選で当選してからは、環境対策委員会に所属。今年からは副委員長を務めています。5月には、村役場から県への働きかけもあり、国道23号沿いに「防犯カメラ設置推進地区」の看板を設置。注意喚起になったのか、以前に比べると、不法投棄は減ってきています。これからも、地元の方のお声を伺いつつ、継続して取り組んでいきたいです。


精神的にも豊かな地域に

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地域の方の声を受け、国道23号沿いで定期的にごみ拾いのボランティアをしている。

飛島村は、進歩と調和が共存しています。北部の農村地帯には田園風景が広がり、名古屋港に隣接する臨海工業地帯がある南部では、工業が盛ん。人口は4800人ほどですが、自治体の財政力を示す指標である財政力指数は全国1位です。「日本一裕福な村」と言われ、メディアでもよく取り上げられます。

ただ、地元の方の生活実感としては、「それほど……」というのが現状です。村の財政が潤っているのは、臨海部にある企業からの税収が多いことが関係しています。名古屋市内から通勤している方も少なくありません。

最近は、新型コロナウィルスの影響もあるためか、閉店するお店も増えており、商店街も活気がなくなってきています。村民の皆様お一人お一人に「経済的に豊かになった」と思っていただけるように、後押ししていきたいです。

ただ、豊かさは、経済に限ってはいけないとも感じています。

村議になる前から学習塾で小学生と中学生に受験指導をしていますが、自己中心的な風潮が強くなっていると感じることが増えており、「心の教育」の必要性を痛感しています。

飛島村には公立の小中一貫校もあり、公教育にも力を入れています。精神的にも豊かな地域を目指して、これからも活動してまいります。