アメリカでは、次期大統領選に向けて、「インターネット上の政治広告を規制するか否か」について、議論が巻き起こっています。

ドナルド・トランプ大統領側が、民主党のジョー・バイデン前副大統領について「ウクライナに圧力をかけて、息子の疑惑にかかわった検察官を解任させるよう強要した」とする政治広告をFacebookとTwitterに出したことに対して、バイデン氏は「事実ではない」として、両社に取り下げを要請。しかし、規約違反ではないと取り下げは拒否されました。

こうした対応について、民主党の次期大統領候補であるエリザベス・ウォーレン氏は「利益のために、偽情報を流すマシーンと化している」と、Facebookを批判しています。