南米ブラジルで大統領選が行われ、「ブラジルのトランプ」と呼ばれる右派のジャイル・ボルソナロ下院議員が初当選を果たしました。来年1月1日から4年間、大統領を務めます。

ボルソナロ氏は勝利宣言を行い、「われわれの目的はみなさんと同じだ。ブラジルを繁栄させ、自由な国にすることだ。ブラジルを縛っている縄を解こう」と呼びかけました。

現地のブラジルの人々は、編集部の取材に次のように語っています。

「私は希望を感じています。新大統領にはできるだけ多くの提案を成し遂げてほしいです。それによって、ブラジルは再建され、安全や自由、信仰のある繁栄した国になるでしょう」(30歳・専業主婦)

「新大統領がブラジルをお掃除し、変えてくれることを望んでいます。彼が最高だとは思いませんが、恐らくブラジルで本物の変化を起こすための次の準備に必要なのでしょう」(33歳・ビジネスマン)

「新大統領の智慧と勇気が、ブラジルを世界の力に変えてくれることを願っています!」(63歳・ビジネスウーマン)

「トランプ米大統領と同じような経済政策を実行することで、ブラジルの"共産主義の亡霊"を追い払い、ブラジル人が失った愛国心を取り戻し、暴力事件を減らすための対策を取って、腐敗した体制を打ち壊してくれることを願っています」(20歳・大学生)