経済産業省が昨年、大々的に打ち出した「プレミアムフライデー(プレ金)」。

月末の金曜日午後3時に仕事を終え、飲んだり食べたり遊んだりすることをすすめ、個人消費を喚起するキャンペーンですが、まったく浸透していません。

これに懲りず、経産省は最近、月曜日の午前中を休みやすくする「シャイニングマンデー」を広めようとしています。

これが広まれば、翌日の疲れを心配せずに日曜日も夜遅くまで遊べる、というものです。

「プレミアムフライデー」「シャイニングマンデー」……。プロレスの決め技のような格好いい響きがありますが、日本経済を盛り上げる「決め手」にはならないでしょう。

今回は、安倍政権が進める「働かない改革」に対して、真面目に働くことを美徳として描く2つのドラマから、日本人が目指すべき「働き方」について考えてみます。