日本を代表する医師である日野原重明氏がこのほど、105歳でこの世を去った。

日野原氏は、アメリカへの留学などで学んだ新たな医療のあり方や医療者教育を取り入れ、日本の医療の進歩に大きく貢献した。

定期健康診断による早期発見、早期予防の医療を定着させ、終末期医療の普及、医学・看護教育に尽力。成人病と呼ばれていた病気を「生活習慣病」と呼び始め、定着させたのも日野原氏だ。200冊を超える著書があり、特に『生き方上手』は100万部を超えるベストセラーになった。

東京の聖路加国際病院での名誉院長、聖路加看護大(現聖路加国際大)学長、国際内科学会会長、日本ユニセフ協会大使などを歴任。さらに、5つの財団法人のトップを務めていた。東京都名誉都民、文化功労者を受賞。文化勲章などを授与された。

2000年には、全国の75歳以上の元気な人に呼び掛けて「新老人の会」を設立。高齢者が積極的に社会に参加、貢献する意義を説いた。日野原氏自身が100歳を超えても現役で活躍する姿は、高齢化社会を生きる手本となった。亡くなる数カ月前まで患者を診続け、まさに「生涯現役」を体現した人物といえる。

大川隆法・幸福の科学総裁は日野原氏の死から4日後の22日、霊言を行った。日野原氏の霊は、死後2日ごろから大川総裁のもとに来ていたという。霊言では、生涯現役人生のテーマを中心に、高齢者の生きがいや健康、幸福、仕事論など多岐に渡って語られた。

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

開口一番に「思い半ばで早逝して残念だなぁ」

登場した日野原氏の霊は、現在の心境を聞かれ、「 105歳じゃちょっと足りんかったような気もする 」「 まだ頭はしっかりしとるから、体がもうちょっともってくれれば、120歳ぐらいまでは行けるような気はしたんだがなぁ 」と発言。

もう少し長く生きることができれば、世界的にも影響力を及ぼしたり、日本が世界のトップリーダーであると証明できたと、惜しい気持ちでいることを明かした。

「神様から与えられた命と思えばこそ……」

また、日本初のハイジャック事件である「よど号事件」に居合わせた経験についても語った。

日野原氏の霊は、誰もが長い人生の間に一度ぐらいは危機的な経験をするものとして、「 人生は、いったん終わったと思ったところからが、また新しい始まりなんだ 」「 神様から与えられた命だと思えばこそ、 (中略) 感謝の気持ちを持って生きているからこそ、絶望の淵に臨んでも、それで終わらないで再起していく、そういう人生観を持ってもらいたい 」と力強く語った。

霊言の「続編」にも期待!?

今回の霊言では、他にも、以下のようなテーマについて語られた。

  • 高齢者の幸福を左右する健康、経済、孤独などの問題への対処法
  • 一生楽しく働き続けるための仕事論について
  • 「ごきげんな人生」を送るための心構え
  • 好奇心を保ち続けるための秘訣
  • 何歳になっても人間として成長していく生き方とは
  • 病の中で心の幸福を得るための心構え
  • 現代医療の問題点、信仰と医学の両立について
  • 日野原氏自身が亡くなった後の体験について

また、日野原氏の霊は、「これが世に出たら、また続きを録ってください」と、続編の収録にも言及し、死後も人々の役に立ちたいという意欲を見せていた。日野原氏があの世に還った後も、ますますご活躍されることを心からお祈りしたい。

※大川隆法総裁による「日野原重明の霊言」の映像は7月25日(火)より開示され、全国・全世界の幸福の科学の支部・拠点・精舎・布教所で拝聴できます。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

お問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

http://map.happy-science.jp/ まで。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『エイジレス成功法』 大川隆法著

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幸福の科学出版 『生涯現役人生』 大川隆法著

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