「大学で学んだことは、社会に出てから、ほとんど役に立たなかった……」。
これが、大多数の社会人の本音ではないだろうか。
日本の大学で教えられているのは、「学問のための学問」であり、実用性が低いことが多い。大学でいくらよい成績を取っていたとしても、仕事ができる人材とは限らない。
そんな状況の中、「クリエイティブで、プロダクティブ」な人材の輩出を目指す場がある。千葉県九十九里浜にほど近い場所にある、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)だ。
秋田・国際教養大学以上の英語教育!?
同校は、1年次は全寮制で、1学年200人ほどの少人数制を取っており、きめ細かい教育がなされているのが特徴だ。
HSUと似たような大学に、秋田県にある国際教養大学がある。同校も全寮制で、1学年170人ほど。英語教育がしっかりしており、「英語が使える人材になれる」「就職率は100%」として、人気を集めている。
同じくHSUも、英語教育に力を入れている。TOEIC対策をみっちり行い、約3割の学生がTOEICの得点を100点以上伸ばし、10人近くの学生は400点以上伸ばした。英語を武器にしたい学生は、英語でのディベートやプレゼンなどの授業も取ることができ、かなり実践的だ。
理系人材も「経営に成功」させる
HSUで求められるのは、「英語での発信力」だけにとどまらない。社会に出てから活躍できるよう、文系・理系の学部を問わず、「経営で成功する遺伝子」を植え込んでいるのだ。
例えば、理系学部の未来産業学部では、1年次からサークルの活動として、有志の学生が宇宙工学やプラズマ工学の研究を行っている。プロフェッサーらがサークルの顧問を務め、「大学の研究室さながら」の指導を行うため、早ければ2年次から学会で発表している。
それだけなら"早熟な理系研究者"の養成だが、中には一般企業と協力して研究したり、特許を申請したり、発明したものを製品化して、起業を志す学生もいる。つまり、「この研究は、"金"になります」と具体的に行動できるような、企業家的な能力を持った理系人材を養成しようとしているのだ。
社会が欲しいのは、「未来をクリエイトできる人材」
HSUを創立したのは、大川隆法・幸福の科学総裁だ。大川総裁は、このほど発刊した『光り輝く人となるためには』の中で、HSUが目指すものについてこう語っている。
「 HSUで学べることは何かと言うと、『未来の文明はどうしたらつくれるか』ということのための学問です 」
「 自分自身の『企画力』や『提案力』、『発言力』、あるいは『ディベート力』といった、『自己発信の力』や『自分からつくり出していく力』が非常に問われる学校です。この意味では、はっきり言って、アメリカ東部のアイビーリーグを超えています 」
実社会に出ると、「自らの頭で考え、アイデアを提案する」ことが求められる。HSUでは、これを在学中から求めているのだ。
日本経済はこの25年もの間、ずっと停滞している。これまでと同じような思考で仕事をしていては、停滞は今後も続くことだろう。日本にさらなる成長をもたらすには、HSUのように、「新しい文明を創ろうと志す若者」を育てることが、重要ではないだろうか。
6月30日発売の本誌8月号では、こうしたHSUの教育を具体的に紹介している。ぜひご覧いただきたい。
【関連書籍】
HSU出版会刊 大川隆法著 『光り輝く人となるためには』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1880
本誌2017年8月号 ありえない成果には理由(ワケ)がある 幸福の科学の教育メソッド
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1884