盟友ヒトラーと並ぶムッソリーニ(左)。
本記事では、「元祖ファシズム」とも言えるムッソリーニの異様な人生と、そこから見える「ファシズム」の意味について迫ってみます。
前編( http://the-liberty.com/article.php?item_id=12982 )では、当時のイタリアに立ち込める暗鬱とした雰囲気、そしてその中でムッソリーニが立ち上げた「ファシスト党」が「とにかく何かを否定し破壊すること」を本質としていることを、紹介いたしました。
後編では、こうした不思議な"理念"に基づいたファシスト党が、イタリアで一党独裁権力を握り、周辺国を相手に戦争を仕掛け、滅んでいく姿に迫ります。