学校法人森友学園に関する問題が連日、ニュースを賑わせています。また、過疎地域の病院経営や、檀家が減る寺院の経営などにも注目が集まっています。

学校や病院、寺院は、企業のような「営利組織」と区別して、「非営利組織」と呼ばれます。アメリカの経営学者であるピーター・ドラッカーは、「非営利組織にも経営が必要である」として、ガール・スカウトや教会、病院など、非営利団体の経営についての研究をまとめた書籍『非営利組織の経営』を記しています。

現在、日本でも多くの非営利組織が「壁」にぶつかっています。一体、どういった考え方で運営するとうまくいくのでしょうか。ドラッカーの考え方を参考に考えてみましょう。