2017年2月号記事
部下を"酔わせる"魅力とは―
上司の「色気」学
部下を散々働かせても、業績が伸びない時は伸びない。部下の目の前で、判断ミスをすることだってある。
そんな完璧ではない上司にも、部下がついて来るとするならば、それはなぜだろうか。
上司の「魅力の方程式」に迫った。
(編集部 大塚紘子、馬場光太郎、片岡眞有子)
contents
部下を"酔わせる"魅力とは―上司の「色気」学
本人には言えない
上司への不満
若手3人を潰し、中堅社員を鬱に追い込んだAさん。
口癖は、 「俺がお前の歳にはもう○○ができてたぞ」
(20代・女性・人事)
飛び込み営業で来られた方に対して蔑む態度をとった。
(20代・女性・営業)
若手の話に耳を傾けず、「僕たちの若い時代はもっと大変だった」と語る。
(20代・女性・事務)
みんながいるから店が回ってるのに、 「俺のおかげ」発言。
(30代・女性・メーカー)
自分が気に入っている従業員にはやたらと絡む。
(30代・女性・メーカー)
部下がミスをした時に、笑ってごまかし怒りもせず見て見ぬふりをする上司。
部下から嫌われるのが怖いと思ってるんだろう。
保身の姿がイタイ。
(20代・女性・飲食業)
「管理者たるもの、部下の悪口は言ったらあかん」と言う割に、 自分は部下の悪口を言っている。
(20代・女性・人事)
胃が痛くなる
上司たちの嘆き
こっちは営業で必死に動いてるのに、社内でフォローをする女子社員たちが機械的にしか動いてくれない。
(50代・男性・営業)
「成果が出ないのは所長のせいだ!」 と部下に責められる。
(50代・女性・営業)
やる気がなく、ミスやクレームも多い部下に、別の部下から「注意をしてくれ」と言われた時は、胃が痛くなった。
(40代・女性・接客業)
能力の高い部下への嫉妬心を抑えがたい。
仕事の全体が見えていないのに、 生意気な口を聞いてくる部下も、ムカつく。
(50代・男性・営業)
部下が横のつながりで飲み会に行って、自分は誘われなかった時、嫌われていないかと
不安になる……。
(50代・男性・営業)