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天皇陛下が昨日、国民に向けて発表した、天皇の位を皇太子様に譲る「生前退位」問題。「お気持ち」の中で今後、波紋を呼ぶ可能性が高いのは、特に、以下の点ではないか。

「天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません」

天皇陛下のご負担を軽減するために、これまで議論されてきた「摂政論」。だが、陛下は、これに否定的な見方を示された。

保守は大慌て!?

実は、お言葉を発される以前に、保守の言論人の間では、摂政を置くことで、この難局を乗りきる、という声で満ちていた。