兵庫県は、「日本の縮図」と呼ばれることをご存知だろうか。
太平洋と日本海に接し、大都市圏あり、農村あり、離島あり、日本海あり、瀬戸内海あり、温泉あり、名城あり、と数多くの要素がバランスよく詰まっているからだ。
さらに、合計特殊出生率や婚姻率、高齢化率など、県が抽出した主な指標データ上で、兵庫県は限りなく全国平均に近い。それゆえに「兵庫を見つめると、日本が現れてくる」とも言われるのだ。
幸福度調査では「ワースト3」
しかし、全国47都道府県別の幸福度で、兵庫県は下から3番目(2011年 幸福度指数研究会調査)。特に、低評価だったのは「保育所定員率」。0歳児から4歳児の人口に対する保育所の定員率は16.2%(全国平均28.4%)と全国46位。また、「悩み・ストレスがある人の率」は43.1%(全国平均41.4%)で46位だった。
兵庫を日本の希望、世界の憧れの地に
こうした「日本の縮図」を幸福にすることが、日本全体の幸福につながる。そうした確信の下、地元・姫路市出身の湊侑子(みなと・ゆうこ)氏が22日、兵庫県庁記者クラブで記者会見を開き、幸福実現党の公認候補として、出馬表明した。
湊氏は、兵庫を日本の希望、世界の憧れの地とすべく、次の3つの政策に取り組む決意を述べた。
(1)景気回復 夢が持てる未来づくり
消費税増税は延長ではなく凍結し、将来的には減税をして、日本経済のお金の循環を良くする。
(2)危機対応力の強化
地域の安全・安心のための備えとして兵庫県の南北移動を容易にするために、高速道路の整備、日本海側の港湾整備などのインフラ強化を図る。生活者に危機を及ぼしかねないマイナンバーも税と社会福祉、災害時のみに限定する。
(3)一人ひとりがいきいきと輝く地域社会
人と人の繋がり、家族社会を支えるための三世代同居の方々への所得税控除などを実現。孤独社会から県民を守り、生涯現役社会を支え、働く女性のためには保育園充実を図る。
日本の縮図である兵庫から、日本全体を変える政治家が羽ばたくことを期待したい。
【関連サイト】
2014年6月号 台湾の学生が守ったもの - 台湾の未来 現地レポート:湊 侑子
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7720
2013年7月12日付本欄 【参院選】「幸福実現党は美人候補ぞろい」とネットで評判 埼玉・谷井氏、兵庫・湊氏、徳島・小松氏らが話題に