23日発刊の「週刊ポスト」でジャーナリストの櫻井よしこ氏が日米同盟を強化し、日本の防衛力を高めるための提案をしている。本誌で訴えてきたことと相似しているので、以下、要約する。
・「集団的自衛権」の行使に踏み切る。
・軍需産業を国家の基本を支える産業とし、武器輸出三原則を見直す。
・米国が減らす分、日本が出資して空母を建造し、共同で保有する。
(ちなみに、子ども手当1年分で空母を1隻建造できる。)
・米軍艦船の修理・補修・維持作業を引き受ける。
・憲法を改め、自衛隊を軍として位置づける。侵略戦争はしないけれども、自衛のためには集団的自衛権も行使して、断固戦うことを書き込む。
昨今のニュースでも隣国・中国において着々と進む軍備拡張が伝えられているなか、日本は口先だけの安易な平和主義を掲げている場合ではない。ウルトラマンでも仮面ライダーでもセーラームーンでも、人間を守るためにはやはり戦うもの。弱ければ話にならない。敵に勝る力を持っていなければ守れないのだ。中国で空母やステルス戦闘機がつくられているなら、日本もそれに対抗する力を持っていなければ、国民を守ることはできない。
現実をしっかり見据え、守るための体制は常に備えておかなければならない。(吉)
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