アンチエイジングの特効薬となるか――。

普段笑わないお年寄りが感じる健康状態は、毎日よく笑う人と比べて1.5倍以上悪いことが、東京大学や千葉大学などの研究グループの調査で分かった。

研究対象者は全国の65歳以上の男女2万人。研究グループは2013年、笑いの頻度と健康状態の関係について、アンケートを行った。この結果を分析したところ、健康状態について、ほとんど笑わない人で「あまり良くない」「良くない」と答えた人の割合は、ほぼ毎日笑う人のものより、男性が1.54倍、女性が1.78倍高かったという。

「笑い」で治った500人に1人しか治らない難病