20日付け夕刊各紙に中国のGDPがついに世界2位になったと報じられた。

面白いのは日経、毎日、読売が「中国GDP世界2位」と事実だけを記した見出しを掲げたのに対し、朝日は「中国GDP日本抜く」との見出しを掲げたこと。何だか、いかにもうれしそうに報じていると感じるのは気のせいか。

2020年にはアメリカをも抜いて世界一になるとの予測も出ているようだが、あまり過大評価しないほうがいいだろう。そもそも数字の信憑性についても疑問があるし、バブルがもうすぐ弾けるという予測も強い。人口は日本の10倍あることを考えれば、実質的な実力については、まだまだ日本の方が強い。長く続く不況で、心に変な負け癖をつけないことが大事だ。(村)

*現在、デイリーニュースクリップは無料でお読み頂けます。ザ・リバティwebの購読者にはニュースクリップをメールでも配信しております。