2016年3月号記事
大川隆法・幸福の科学総裁「『正義の法』講義」
正義を示して人類を幸福に導く
1月9日 パシフィコ横浜
大川隆法・幸福の科学総裁が昨年末に発刊した著書『正義の法』についての講義を、神奈川県のパシフィコ横浜で行った。
2016年は年初から、サウジアラビアがイランと国交を断絶。北朝鮮は初の水爆実験に成功したと発表し、インドネシアで起きたテロについて「イスラム国」が犯行声明を出すなど、世界は混沌としている。
大川総裁は、「 人間世界の学問や事象だけ見ていて、本当の正義は説けない。本当の正義を決めることができるものは、長く長く、人類を導いてきたものだけ 」と、宗教者として正義を説く意味を語った。
幸福の科学が活動を開始してから今年で30年。大川総裁は、一貫して訴えてきたのは「 幸福の探究だった 」として、過去に発信した言論を振り返った。
北朝鮮の核開発についても、大川総裁は1990年代初頭の講演ですでに警告を発していた。2009年に幸福実現党を立党したのも、北朝鮮のミサイル発射が大きなきっかけだった。
大川総裁は、北朝鮮が核開発を自衛のために正当化していることを、「 自衛にも限度がある。世界がより安全で幸福になる方向か、それとも独裁が拡大する方向なのか検討されなければならない 」と批判した。日本については、北朝鮮が核開発を進めているのを放任しているだけでは国としての主体性がないとし、何が正義かを最終的に決める必要があると喝破した。
その他、税制や中国、イスラムテロ、歴史認識、マスコミのあり方にも言及。会場からは繰り返し拍手が沸き起こった。初めて参加したという男性は「こんな話は聞いたことがない。また総裁の講演を聞きたい」と高揚した様子で語った。大川総裁の言葉は、世界を導く羅針盤となっている。