2015年10月号記事
書籍紹介
神の心を受け止めるのが日本の伝統
『日本建国の原点』 大川隆法著
現代の日本人の多くは建国の歴史を知らず、学ぶ機会も少ない。
大川総裁の著作『日本建国の原点』は、霊的視点も交え、正統な日本の歴史に迫った。
例えば日本の伝統的な政治のスタイルは、高天原の神々の言葉を地上で受けて実現する「祭政一致」にあると解説。しかし戦後、「政教分離」の原則が導入されたことにより、政治において神の存在は忘れられている。
大川総裁は、発刊している多くの霊言集が「神の詔」に当たり、その言葉を受け止めることは日本の伝統と一致するとした。
また、日本は初代の神武天皇の即位以降、二千数百年近く統一王朝が続いている。こうした例は世界になく、日本自体が「世界遺産そのもの」であると、その世界史的な意義を解説している。
大東亜戦争の前後で歴史は分断された。これを再びつなぐことで、日本人としての自信や誇りを取り戻せるだろう。