靖国神社に参拝する釈量子・幸福実現党党首。
2015年10月号記事
式典「終戦の日 英霊への感謝と未来国家創建の誓い」
幸福実現党は70年目の終戦の日にあたる8月15日、釈量子党首をはじめ党員らが東京・九段北の靖国神社に昇殿参拝した。その後、東京・赤坂にて、式典「終戦の日 英霊への感謝と未来国家創建の誓い」を行った。
挨拶に立った釈党首は、14日に発表された「安倍談話」を受け、「村山談話や河野談話を踏襲するなら談話を出す必要はなかった」と訴えた。
また、安倍談話の歴史認識の問題点を列挙しつつ、「この国の歴史認識を変えてまいります」「憲法9条の改正は、単に技術的なものだけではありません。精神革命そのものです。だからこそ、宗教政党の力がどうしても必要なのです」と語った。
同党はこれまで、「日本の誇りを取り戻す」ことを掲げ、自虐史観を払拭するための活動にまい進してきた。
その一環として、慰安婦の強制連行を根拠もなく認める河野談話や、先の大戦を日本の侵略戦争とした村山談話の撤回を主張。7月31日には、全国で集めた「『河野・村山談話』の無効を宣言し、自虐史観を一掃する『戦後70年談話』を求める署名」32万8958筆を内閣府を通じて安倍晋三首相に提出している。
さらに、大川隆法・幸福実現党総裁が2年前に発表した「大川談話」に基づき、先の大戦を「自衛戦」「アジアの植民地を解放する聖戦」であると訴えてきた。
式典に参加した60代男性(神奈川県)は、「安倍談話は、日本の未来をつくっていこうという人たちに、力を与えるものになっていない」と憤った。
幸福実現党は今後も、正しい歴史認識を普及させるべく活動を続けていく。
東京・赤坂のユートピア活動推進館で行われた、幸福実現党の式典の様子。 3回に分けて開催され、延べ800人が参加。
国際ブックフェアで大川総裁の著作に大反響
マレーシアでのブックフェアの様子。『Think Big!』や『霊的世界のほんとうの話。』に人気が集まった。
幸福の科学出版は7月、マレーシアと香港のブックフェアで、大川隆法・幸福の科学総裁の著作を出展した。大川総裁の著作は、心の教えや霊界の真実、健康や政治など多岐にわたり、27言語に翻訳され世界で出版されている。
香港で最も関心を集めたのは、人間の本質を心とし、「正しい心」のあり方とは何かを示す『心の探究』と、『超・絶対健康法』『心と体のほんとうの関係。』という、健康と心の関係についての書籍だった。
新しく国家安全法が施行された中国では、人権活動家や宗教者への弾圧が強まっている。自由が失われつつある今、香港の人々は心の教えを強く求めているのだろう。
フィリピンの小学校に書籍『光の子』など寄贈
幸福の科学が運営する「HS・ネルソン・マンデラ基金」は7月、フィリピン・レイテ島にあるファティマ小学校に、大川総裁の著作『光の子』(タガログ語版)50冊と本棚などを寄贈した。
『光の子』には、人間が神仏の子供であることや努力の大切さなど、力強く成長していく上で必要な内容が収められている。
フィリピンではキリスト教の教えに基づいて、人間を「罪の子」と捉える。そのため、嘘や窃盗などの犯罪行為も「罪深い人間の性質だから仕方がない」と無意識下で言い訳をしてしまい、個人と社会の健全な成長や経済発展が阻害されているという。
今回の寄付は、子供たちが『光の子』を学び、神仏に向かって成長することを目指す中で、フィリピンの成長に資する人材に育つことを願ってのものだ。
同基金は今後も、差別や貧困などに苦しむ人々が未来を開いていくことを助けていく。
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