アメリカで減税の打ち切りと政府の歳出削減が同時に行われる「財政の崖」をめぐり、上院が現地時間の1日未明、減税の延長や歳出削減の先送りなどに関する法案を可決し、下院でも同日中に可決される見通しとなった。事実上「崖」への転落は一時回避されたが、根本的な問題解決にはほど遠く、オバマ政権は引き続き、厳しい政権運営を強いられる。

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