財務省が1日に発表した2010年度の一般会計決算概要によると、国税収入が補正後の見積もりよりも1兆8437億円上回り、2年ぶりに40兆円台を上回った。企業業績の持ち直しなどで法人税収と所得税収が想定以上に伸びたのがおもな理由。最終的な歳入から歳出を差し引いた10年度の余剰金は2兆106億円に上り、政府はこれを11年度第2次補正予算の財源に充てる見通しだ。

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