宏洋氏の本『幸福の科学との訣別』の嘘と虚妄(2) 大川家に関する「虚言攻撃」の誤り

宏洋氏の本『幸福の科学との訣別』の嘘と虚妄(2) 大川家に関する「虚言攻撃」の誤り

 

幸福の科学への誹謗中傷を繰り返してきた宏洋氏がこのほど、文藝春秋社から『幸福の科学との訣別』という書籍を発刊した。しかし、事実と異なる記述が大半で、ほとんどのページに数多くの間違いがある。はっきり言えば、「嘘と虚妄」に満ちた内容だ。

 

間違った情報が広がることを防ごうと、幸福の科学では12、13の両日、書籍の間違いを詳細に検証するため、大川家、大川総裁の秘書、宏洋氏の歴代の養育担当者、教団職員ら30人以上による座談会を開催。この様子は随時、全国の幸福の科学の支部・精舎で公開される(「宏洋本への反論座談会」)。

 

『宏洋問題を斬る』

『宏洋問題を斬る』

『宏洋問題の深層』

『宏洋問題の深層』

幸福の科学総合本部 編

幸福の科学出版

並行して、教団は13日、宏洋氏をよく知る職員の証言を集めた書籍『宏洋問題を斬る』を発刊。14日には、『宏洋問題の深層』が発刊となった。

 

本欄では3回にわたり、座談会で指摘された宏洋氏の書籍(以下、宏洋本)の主要な問題点について取り上げる。なお、ここで紹介した他にも、膨大な宏洋氏の発言の嘘が正されている。詳細は、座談会の映像などでご確認いただきたい。

 

2回目は、弟妹や総裁補佐など、大川家に関する宏洋氏の「虚言攻撃」について。

 

 

ウソ:咲也加氏は「政治家」で執念深い

宏洋本では、大川総裁の長女であり、後継者に予定されている咲也加氏の性格について、「政治家」「執念深く、敵に回したくない」「名誉欲、権力欲、自己顕示欲の3つが、とても強い」などと評している。

 

しかし、座談会では、三男の裕太氏は咲也加氏について「裏表がない」「正義感が強い」「ネチネチした、そういうタイプではまったくない」と語った。次男の真輝氏も「打算が全くない人なので、これは正反対のことを言っているイメージ」だと指摘。咲也加氏のかつての養育担当者の女性も、子供のころから周囲に気を遣うタイプだったと振り返った。

 

大川総裁は、宏洋氏が「請け負ってやった」と称する幸福の科学の映画「仏陀再誕」の製作についても、咲也加氏が「きょうだいの中で一人はぐれていた宏洋氏にも、できる仕事はないか」と配慮して、製作に関わらせていたことを明かしている。

 

 

ウソ:咲也加氏がダンス部で部長、衣装を変えるよう強要して辞める

宏洋本では、咲也加氏が「すぐカッとなって怒鳴り散らす」性格であるという「高校時代のダンス部でのエピソード」が紹介されている。

 

その中では、「高校時代にダンス部の部長」だった咲也加氏が、「ある発表会用の、露出の多い衣装」について、「パパが見に来るのに、こんな露出度の高い衣装なんて私は着ない」「今から衣装を変えなさい」と怒り出し、結局そのまま部活を辞めてしまった、ということになっている。

 

しかし、咲也加氏がダンス部に所属していたのは中学3年の1学期まで。部長は高校2年生であるため、咲也加氏が部長を務めたことはなく、一部員として活動していた。

 

座談会では当時、咲也加氏と同じ学校に通っており、1学年後輩で同じダンス部に所属していた幸福の科学の女性職員が、「実母のきょう子氏に『セクシー系のダンスはやめなさい』と意見されて、泣く泣く退部したのであって、咲也加氏が部活を混乱させたわけではなかった」と語った。

 

ちなみに、宏洋本では「咲也加氏が『モーニング娘。』のオーディションを受けたいと言った」ということになっているが、咲也加氏自身、そんなことを口にした記憶はなく、そのような話を聞いたことがある関係者もいなかった。むしろ、宏洋氏のほうが、「ジャニーズ事務所を受けたい」と言っていたという。

 

 

自分の問題を妹にすり替える宏洋氏

宏洋本では、咲也加氏が交際していた男性を「教団中枢である宗務本部に入れようとした」としている。

 

そのストーリーはこのようになっている。その男性が宗務本部の面接に落ちていたので、咲也加氏は宗務本部長を罵り、押し込もうとしていた。弟の裕太氏にたしなめられると、咲也加氏は「お前に何が分かるんだよ!」と罵倒し、三日三晩怒鳴り散らした。宏洋氏が仲裁しようとしたところ、咲也加氏は、「宏洋氏と交際していた女性の悪口」を言い始めた──。

 

しかし、当時から宗務本部長だった本人が「咲也加氏に罵られたことはない」と断言。咲也加氏が男性を押し込もうとした事実もなかった。

 

真輝氏は、咲也加氏が正直な性格であり、交際を申し込まれるなどした場合は、父親である大川総裁に報告していたことを明かした。大川総裁が多忙な時は、他の兄弟に相談することもあったという。

 

実は当時、宏洋氏は大川総裁に対し、「付き合っている彼女が聖母マリアの生まれ変わりだから関係を認めてほしい」と直談判していた。

 

この際、大川総裁は、「残念だけど、彼女は聖母マリアとは認定できない」と伝え、咲也加氏は「結婚するなら、まず、ちゃんとした信者になってもらうのが先なのではないか」と伝えたところ、宏洋氏は激怒したという。結局、自分のこの問題を、妹に置き替えたに過ぎないのだろう。

 

 

過去世の変更は「粛清」ではない

宏洋本では繰り返し、咲也加氏が強権を振りかざす独善的な人物であるかのように描写されている。裕太氏と真輝氏の過去世について新たに霊査が行われ、人事異動があったことについて、「プライベートで問題を起こしたタイミングを利用して彼らを消しておこう」と、咲也加氏が「粛清」した、というのだ。

 

しかし、前回の記事でも指摘したように、過去世は霊人の自己申告であることも多く、変更になったのではなく、事実が明らかになったにすぎない。また、人事異動は教団としての決定で行われており、咲也加氏自身、自分に「人事の決定権はない」としている。

 

「粛清」は、むしろ、宏洋氏の方が行っていた。教団の映画事業の責任者を務めていたころには、宏洋氏は諫言されるなどして嫌いになった人を、次々とクビにしていた。

 

座談会で大川総裁は、「咲也加氏が仕事を手早く進めているだけである」として、「宏洋がいなくなったら、仕事がどんどん進み始めた」と指摘、宏洋氏が満足にできなかった映画の脚本作りや編曲などが、咲也加氏の下で逆に進んでいることを評価した。

 

 

ウソ:真輝氏は勉強も部活もせず引きこもっていた

宏洋本では、次男の真輝氏の中学・高校時代について、「勉強はせず部活もやらず、中2から引きこもりみたいになって、家でネットゲームばかりやっていました」としている。

 

しかし、真輝氏は中学時代、軟式テニス部に所属しており、東京都荒川区の大会で準優勝もしている。また、当時、宏洋氏は職員寮に住んでおり、真輝氏に会うのは年に数回だけだった。真輝氏は、「宏洋氏が家に来にくくならないよう、気を遣ってゲームの話題を持ち出していただけだった」と証言した。

 

さらに宏洋本では、真輝氏が高校3年生の時、模試の結果を知った大川総裁から「なんだ、この成績は! 開成まで行って、この体たらくか! 学費を全部どぶに捨てたのと同じだぞ!」と説教を受けたとしている。

 

これについて真輝氏は、「こんなことは全く言われていない」とし、逆に大川総裁は大学受験の日にたい焼きを買ってきてくれるなどのエピソードを語り、さまざまな面で心配りをしてくれたことを明かしている。

 

 

「黙りなさい」と一喝したのは実母

前妻のきょう子氏との離婚後、大川総裁は紫央総裁補佐と再婚した。紫央総裁補佐についても、宏洋本では苛烈に批判。以前は気さくだったが、総裁補佐のポジションにつくと豹変し、宏洋氏が教団運営に意見を言うと「黙りなさい」と一喝するようになったとする。

 

しかし、真輝氏は、「宏洋氏に対して一番優しかったのは、紫央総裁補佐だったのではないか」と指摘。破天荒だった宏洋氏に対しても「全然偏見なく、彼の仏性のところを一番見ていた方」とした。

 

裕太氏も、「母親としての責任感で時に厳しいことを言ってくれた」と振り返り、「紫央総裁補佐がいなかったら、どれだけ私たちが、大川総裁にご迷惑をおかけしていただろうか」と感謝を述べた。

 

また、「黙りなさい」という言葉について、紫央総裁補佐自身は、「私のワードにはないですね」と指摘。大川総裁や秘書たちは、実母であるきょう子氏の言葉だと証言した。

 

さらに宏洋本では、紫央総裁補佐は、「あんたらには半分、悪魔の血が流れてるんだよ」という言葉が口癖だったとしている。

 

座談会の中では、「これはあるきょうだいが、幼い頃にふてくされて、自虐気味に言っていた言葉である」ことが明かされた。それを聞いた宏洋氏が面白おかしく捏造したものと見られる。この発言をした本人は最近、紫央総裁補佐に対し、「私が言ったことが、紫央さんが言ったというふうに出てしまい申し訳ありません」と謝ったという。

 

 

大川総裁と血縁のある自分が2代目になりたい?

宏洋本では、紫央総裁補佐が「2代目教祖をやりたくなったんだな」としつつ、「大川家の子どもたちは、生まれた時から神様のような扱いを受け、上に立って教義を教えるべく教育を受けている」「紫央さんが人前で説法しているのを聞くと、話す内容を自分で考えられなかったり、職員として教えられた内容の中からしかしゃべれないことがわかる」としている。

 

これについても、秘書の一人は宏洋氏の発言を血統主義であるとして、「私が2代目と決まっていると主張してるようなもの」と批判した。咲也加氏は紫央総裁補佐について「気遣いの方」であるとし、「先生のために24時間本当に捧げていらっしゃるので、もう紫央さんがいらっしゃらなければ本当に当会は回っていない」として、「本当に申し訳ない」と語った。

 

また、「職員として教えられた内容」というが、これは幸福の科学の教義のことだ。宗教家が教義に基づいて説法するのはむしろ当然のことであり、自分勝手な話をしようとするほうが問題である。(続く)

 

ここに紹介したのは「宏洋本への反論座談会」のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連書籍】

『宏洋問題を斬る』

『宏洋問題を斬る─「内情」を知り尽くした2人の証言─』

幸福の科学総合本部 編 幸福の科学出版

 

『宏洋問題の深層』

『宏洋問題の深層─「真実」と「虚偽」をあきらかにする31人の証言─』

幸福の科学総合本部 編 幸福の科学出版

 

【関連記事】

2020年3月13日付本欄 宏洋氏の本『幸福の科学との訣別』の嘘と虚妄(1) 大川総裁に関する「虚言攻撃」の誤り

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16912

 

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タグ: 宏洋  文藝春秋    虚言  座談会  離婚  2代目  教義  過去世  人事異動  

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