宏洋氏の本『幸福の科学との訣別』の嘘と虚妄(1) 大川総裁に関する「虚言攻撃」の誤り

宏洋氏の本『幸福の科学との訣別』の嘘と虚妄(1) 大川総裁に関する「虚言攻撃」の誤り

 

幸福の科学への誹謗中傷を繰り返してきた宏洋氏がこのほど、文藝春秋社から『幸福の科学との訣別』という書籍を発刊した。しかし、事実と異なる記述が大半で、ほとんどのページに数多くの間違いがある。はっきり言えば、「嘘と虚妄」に満ちた内容だ。

 

『宏洋問題を斬る』

『宏洋問題を斬る』

『宏洋問題の深層』

『宏洋問題の深層』

幸福の科学総合本部 編

幸福の科学出版

間違った情報が広がることを防ごうと、幸福の科学では12日、書籍の間違いを詳細に検証するため、大川家、大川総裁の秘書、宏洋氏の歴代の養育係、教団職員ら30人以上による「宏洋本への反論座談会」を開催。この様子は近々、全国の幸福の科学の支部・精舎で公開される。並行して、教団は、宏洋氏をよく知る大川家の人々や教団職員の証言を集めた書籍『宏洋問題の深層』『宏洋問題を斬る』を続々と発刊する予定という。

 

 

本欄では3回にわたり、座談会で指摘された宏洋氏の書籍(以下、宏洋本)の主要な問題点について取り上げる。

 

1回目は、大川総裁に関する宏洋氏の「虚言攻撃」について。

 

 

「バカ波動を出すな」は実母の発言

宏洋本の帯に大きく記されているのが「バカ波動を出すな!」という言葉だ。宏洋氏の幼少期、家族団らんの食事の後、子供たちがリビングで遊んでいると、読書していた大川総裁がそのように怒鳴ったと主張する。

 

しかし、大川総裁の長女で、宏洋氏の妹である咲也加氏ら弟妹たちは、大川総裁がそのようなことを言ったのを聞いたことがないと証言。元家庭教師は、宏洋氏の実母であるきょう子氏の発言だったと指摘した。

 

 

宏洋氏が「総裁はブチ切れる」と言ったのはウソ

宏洋本には、東日本大震災が起きた、2011年3月11日のエピソードについても嘘がある。

 

宏洋氏は地震の直後に帰宅したところ、大川総裁が咲也加氏と連絡が取れないことを心配し、秘書に「どうなってるんだ、お前ら!」とブチ切れ、大学まで車で迎えに行かせたと記す。その際、道路が大渋滞していたので、咲也加氏の帰宅が夜の10時か11時になったが、帰宅すると大川総裁はようやく安堵した、としている。

 

しかし、座談会では、震災当日、大川総裁をそば近くで見ていた三男の裕太氏が、宏洋氏は家にいなかったことを証言している。実際は、咲也加氏は秘書2人と新宿のデパートに出かけていたが、連絡も取れており、大川総裁は「ああそうですか」とごく普通の様子だった。当時の咲也加氏を車で迎えに行った秘書は、もし大川総裁が怒っているとしたら、確実に電話が来ていたはずだが、そういったことは一切なかったと証言。さらに、道が渋滞していたとはいえ、夕方6時30分には帰宅していたという。

 

そもそも宏洋本の他の箇所では、大川総裁の一番いいところとして「ブチ切れないこと」と紹介しており、論理的に矛盾した記述が目立っている。実際に、家族も秘書も、大川総裁が怒鳴り散らすところを見たことがなく、「お前ら」という言葉を使うのを聞いたこともないのだ。むしろ裕太氏は、「宏洋さんの口調」だと証言している。

 

 

ウソ:「世の中は間違っている」

また、宏洋本では、家庭内で「世の中の一般的な考えは、基本的に間違っている。齟齬があった場合は、我々が正しい。世の中の人が言うことを信じてはいけない」と、常々言い聞かされたと語る。

 

だが、咲也加氏や他の弟たちも、聞いたことがない言葉だという。元家庭教師は、大川総裁の教えについて、「全部が間違っている訳じゃなくて、その正しいものと、間違っているものとを分けていくことが大切だという教え」であるとし、それに沿った教育を行っていたと証言する。

 

つまり、宏洋氏は、大川総裁が子供たちを洗脳していたかのような嘘のエピソードをつくり上げ、貶めようとしている。

 

これに加えて大川総裁は、宏洋氏の語彙には「齟齬」という言葉はない、と指摘した(週刊文春記者の創作か)。

 

 

ウソ:東大早慶以外は大学ではない

さらに、宏洋本では、「『東大早慶以外は大学ではない』と、隆法から繰り返し何百回も言われました」として、東大法学部に現役で合格するようにと、学歴の目標を定められていたとたたみかける。しかし、咲也加氏は「私は、聞いたことがない」とし、実際に東大法学部に進学した裕太氏も「宗教というのは、この世的な学歴とか、そういうのじゃないっていうのはずっと教わっている」と語った。

 

 

女性問題など、何もない

大川総裁と前妻のきょう子氏との離婚の経緯について、「きょう子さんが離婚を言い出すに当たって、隆法の女性関係を問題にしていました」と指摘している。宏洋氏は自身のYouTube動画でも、あくまで神域を守る巫女の役割を果たしている女性秘書について、「程度のいいキャバクラみたいなもの」と揶揄し、「女を囲って、遊び暮らしている」としてきた。

 

しかし、宏洋本では、「実際に不貞行為を行っている現場を目にしたことは、残念ながらありません」と自白。わずかに、大川総裁と妻の紫央総裁補佐のスペースである大悟館の3階と4階に上がれるのが女性秘書だけであることを根拠に、「そこで何が行われているか、全く分かりません」と、さも問題があるかのよう、におわせている。

 

女性秘書だけが上がってくる理由について紫央総裁補佐は、基本的に、「降霊」がされる神域を守るためには、巫女的能力のある女性でなければ上がれない、と指摘している。

 

 

オウムが何をやったか知らない宏洋氏

宏洋氏は、大川総裁とオウム真理教の麻原彰晃を比較し、「二人が違うのは学歴ぐらいではないでしょうか。あとは、ほぼ一緒かなと思います」としている。

 

これについても、咲也加氏や紫央総裁補佐、総裁秘書は、宏洋氏が「オウム真理教はサリン事件を起こし殺人を繰り返した」ことを知らないのではないかと指摘。咲也加氏は、「殺人事件まで起こしている団体と大差ないと言うのは、本当に失礼」とした。

 

 

ウソ:大川総裁の時計は「特注」で「1回しか身に着けない」

宏洋本には、信者の布施が無駄になっているという指摘もある。その例として、大川総裁の腕時計が「特注」、お袈裟はウン百万円、普段着るスーツもすべて特注で、いずれもほぼ1回しか身に着けない、といい、「希望されているような神聖な使い方がされていない」ことを挙げている。

 

これについて総裁の秘書は、腕時計や袈裟、スーツは教団財産であり、基本的に腕時計は特注ではないこと、袈裟は教団職員による内製であり、宝石ではなく、ビーズ、ガラスを使っていて、30万円前後であること、スーツは特注ではなく通常のオーダーメイドであることを指摘。いずれも組み合わせて数十回以上使われており、秘書が説法のテーマにふさわしいものを用意している。信仰の対象である大川総裁のお姿の記録を未来に残していくための、神聖な使い方であるとした。

 

さらには、大川総裁が物を大切にしていることに関する証言もあった。例えば、30年ほど前に信者から布施を受けた宝具の「正心宝」をずっと使っていること、普段着は質素で、咲也加氏が中学生の時にプレゼントしたトレーナーをいまだに着ていることなどが挙がっている。

 

 

政治活動は、宏洋氏が応援していたもの

宏洋氏は、大川総裁が創立した幸福実現党について、1人の国会議員も当選していないとして、政党の活動をやめるよう批判してきたという。それでも今なお続けているのは、大川総裁が「総理大臣になりたい。日本のドナルド・トランプになりたい」という希望を持っているからだと言うのだ。

 

しかし、大川総裁はあくまで宗教家として教えを説くことを中心に据えており、「総理大臣になりたい」という発言など聞いた関係者はいない。確かに、同党の立党後である2009年夏の衆院選で、大川総裁は党首として出馬した。だがこれは、当時党首だった元妻のきょう子氏が、選挙戦の見通しの厳しさから党首を投げ出したため。その際、宏洋氏は、咲也加氏、次男の真輝氏、裕太氏とともに、大川総裁に「絶対やめちゃいけない」と伝えに行った急先鋒だったという。

 

 

ウソ:霊言は「劇団」によるパフォーマンス

宏洋氏は、大川総裁が1000回を超える公開霊言について、「問われるのは、どこまで本物っぽくできるか、というセンス」「隆法本人も当然、パフォーマンスだと自覚しています」としている。

 

ただ、宏洋氏が霊言を信用できないと考えるに至ったのは、「過去世が変更されるから」という点だったという。過去世は教団内の格付けに使われ、問題が起きたらそれが変更されると指摘する。

 

実際には、守護霊を呼び出して過去世を語ったとしても、それは霊人による「自己申告」が多いため、長い目で見た周囲の評価や実際の仕事、他の霊査での「三角測量」で認められるまでは様子を見る場合が多い。

 

宏洋氏は、自分の過去世が変更されていないことを挙げ、「教団に帰ってきてもらいたいと思っていることのサインである」とする。しかし、その過去世は本人の自己申告であることが明らかになり、大川総裁の著書『太陽の法』『永遠の法』の新版では、関連する記述がすでに修正されている。大川総裁は、「あまりにも問題が多く、真相を明らかにしなければいけない」と指摘した。

 

 

30年間やってきたから……

宏洋氏は、最後に大川総裁に会ったとき、「霊言は誰も信じていないからやめたほうがいい」「映画も、企画を抜本的に変えたほうがいい」「政党も畳んだほうがいい」と提言したという。それに対し、大川総裁が「30年間やってきたから、いまさら変えられないんだよ」とつぶやいたとしている。

 

しかし、最後に宏洋氏が大川総裁に会ったのは、彼が言うように「2人だけ」ではなく、紫央総裁補佐の同席のもと、紫央補佐の部屋でのことだった。この「30年間やってきたから~」という発言についても、総裁も言っておらず、誰もそのようなことを聞いた人はいない。

 

宏洋氏の発言は、嘘や妄想に満ちている。日本のみならず、世界の人々の救済のために各地で法を説く、大川総裁の名誉を毀損する数々の行為は、決して許容できるものではない。(続く)

 

【関連書籍】

『宏洋問題を斬る』

『宏洋問題を斬る ─「内情」を知り尽くした2人の証言─』

幸福の科学総合本部 編 幸福の科学出版

 

『宏洋問題の深層』

『宏洋問題の深層 ─「真実」と「虚偽」をあきらかにする31人の証言─』

幸福の科学総合本部 編 幸福の科学出版

 

【関連動画】

宏洋さんが失った「最大の遺産」【宏洋はなぜ堕ちてゆくのかシリーズ1】

 

厳しさの愛に気づけない悲しさ【宏洋はなぜ堕ちてゆくのかシリーズ2】

 

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