香港・ツェンワン区にできた「レノン・ウォール」。色とりどりの付箋に、香港市民の自由を求める声がつづられる。画像はmidnite Photography / Shutterstock.com。
《本記事のポイント》
- 香港の自由を求める「レノン・ウォール」が世界に広がる
- ジョン・レノンの魂は、今でも中国の民主化に働きかけている
- 人々の自由を求める心が、独裁政権を崩壊させる力となる
香港のデモをめぐり、香港政府と市民の攻防が続いている。
林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が4日に「逃亡犯条例」改正案の撤回を表明したが、民主活動家たちは「遅すぎる」と冷めた反応を見せる。香港を"本土化"しようとする中国政府の試みに対し、市民たちは今なお抵抗を続けている。
ニュースではよくデモの様子が取り上げられるが、抗議活動はそれにとどまらない。今、香港中に市民の「声なき声」が集まる"壁"ができている。
「レノン・ウォール」。そう呼ばれる壁が、すでに香港の数十カ所に存在するという。地下道や歩道橋の壁に、赤や黄色の付箋が貼られ、自由を求める市民の声が集められている。
レノン・ウォールの起源は、1980年代の共産主義体制下のチェコスロバキアで、若者たちがジョン・レノンの死を偲んでメッセージを記したのが始まり。2014年の雨傘革命の時にも、デモ隊が占拠した金鐘(きんしゅう)の歩道橋に現れたが、今回は香港中に出現し、さらには海外にまで広がっている。オーストラリア各地の大学でも、レノン・ウォールがつくられ、自由と民主主義を讃えるメッセージが貼られている。
香港北東部・太古にあったレノン・ウォール。Kapi Ng / Shutterstock.com。
2014年の雨傘革命の時に金鐘の歩道橋にあったレノン・ウォール。Lewis Tse Pui Lung / Shutterstock.com。
オーストラリア・メルボルンにある、香港を支援するレノン・ウォール(7月時点)。ymgerman / Shutterstock.com。
「君が毛沢東の写真を持ち歩くつもりなら 君は誰の心も変えられない」
中国が文化大革命の真っ只中にあった1968年、英ロックバンドのビートルズが発表した「Revolution」という曲にはこうある。
「みんな世界を変えたいと願っている。でも君が破壊について語っている時は 僕を仲間にカウントしないでくれよ」「君が毛沢東の写真を持ち歩くつもりなら 君は誰の心も変えられないし 何も成し遂げられないよ」
愛と自由が人々の心をつなぎ、世界に平和をもたらすと考えたジョンにとって、「革命は銃口から生まれる」とする共産主義思想は受け入れられなかったのだろう。
暗殺から40年近く経った今なお、その精神は共産主義への防波堤となり、香港の人々を奮い立たせている。
中国の民主化に働きかけるジョン・レノンの霊
愛と自由を求めるジョンの魂は今も"生き"、活動している。
今年1月、大川隆法・幸福の科学総裁の元にジョンの霊が現れ、霊言が行われた。そこでジョンの霊は、中国政府に対する強い警戒感を示し、中国民主化を霊的に支援していることを明らかにした(以下、引用は『ジョン・レノンの霊言 天国から語る「音楽」「愛と平和」「魂の秘密」』所収)。
「 やつら (中国政府) は、"民主主義の皮"を被ってるけど、本当は『全体主義』なんで。『人治主義』なんだよな。 (中略) 日本文化もアメリカ文化も入らない、イギリス文化も入らないところっていうのは、やっぱり、おかしいんだよ。
香港が象徴じゃない、ねえ? 百五十年、イギリスに植民地支配されて、中国に返ったらうれしいはずだよ。中国語をしゃべってるのにね。だけど、うれしいはずのところが嫌がって、『雨傘革命』でしょ。起きてるでしょ。『雨傘革命』の背景には、それは、大川隆法先生のご巡錫もあったが、いやあ、私たちの働きもあるわけよ 」
「 だからね、今、そこに、『全体主義』という名の無神論があるんだよ。あるいは『人治主義』。『偽物の現人神』が統治してる国家があって、民衆は、支配されていると知らずに支配されていることがあるんで。「文化統制」によってね。 (中略) そういうものを破らなきゃいけない。それはね、ビートルズでも破れなかった"壁"があるんだろうし 」
その上で、独裁国家の民主化を促すには、音楽や芸術、映画など国民が「ほしいものをつくる」のが一つの手だと述べた。
レノン・ウォールの付箋に書かれた一枚一枚のメッセージは微力かもしれない。
しかし、人々の自由を求める心が結束すれば、共産主義圏だった東欧のように、中国政府も崩壊の運命をたどる。どれほど強大な権力を持っていても、人々の心は支配できない。その事実を、中国政府は思い知らされるだろう。
(片岡眞有子)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『自由のために、戦うべきは今 ─習近平vs.アグネス・チョウ 守護霊霊言─ (香港革命)』大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2250
幸福の科学出版 『ジョン・レノンの霊言 ─天国から語る「音楽」「愛と平和」「魂の秘密」─』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2151
【関連動画】
ジョン・レノンが生前に激白!「先の大戦は日本の正義の戦争だった」【ザ・ファクト】
【関連記事】
2019年9月7日付本欄 アグネス・チョウ(周庭)守護霊の発言を中国メディアが批判 「霊言」をめぐる論争に発展
https://the-liberty.com/article/16227/
2019年4月号 ジョン・レノンはイエス・キリストだった - 新 過去世物語 特別版 人は生まれ変わる
https://the-liberty.com/article/15429/
2019年3月18日付本欄 ジョン・レノンのソロ曲をイエス・キリストの考え方で分析してみた
https://the-liberty.com/article/15524/
2019年2月27日付本欄 ジョン・レノンはキリストだった!? ビートルズのキリスト教を感じるエピソード
https://the-liberty.com/article/15472/
2014年12月号 守護霊って何ですか?