防衛省は3月26日付で南西諸島の沖縄・宮古島と鹿児島・奄美大島に陸上自衛隊の警備部隊を新たに設置しました。

宮古島駐屯地には、宮古警備隊約380人が配備され、奄美大島には奄美市に奄美駐屯地、瀬戸内町に瀬戸内駐屯地を開設。奄美駐屯地には奄美警備隊として、初動対応を担う警備部隊と地対空ミサイル部隊が置かれ、約350人が配備されます。瀬戸内駐屯地には警備部隊のほか、地対艦ミサイル部隊の約210人が駐屯します。

宮古島駐屯地にも、2020年以降に地対空ミサイル、地対艦ミサイル部隊が置かれる予定です。

なぜ今、南西諸島の防衛に力を入れているのでしょうか。本欄では、南西諸島の国防における重要性や、自衛隊が配備された現地の状況などをお伝えします。