奥田和司

プロフィール

(おくだかずもり)1959年海士町生まれ。工業高校土木科卒業後、海士町役場に勤務し、約20年間建設の仕事に携わる。その後、産業振興関係の仕事に関わり、現町長山内道雄氏とともに第三セクター「(株)ふるさと海士」を設立。現在は同社のCAS凍結センターで社長補佐役を務める。

日本海の島根半島沖合に浮かぶ隠岐諸島。4つの島のうちの1つが「海士町」(島根県隠岐郡)です。本土からは、フェリーで約4~5時間かかります。

地理的に圧倒的なハンディがあるにもかかわらず、海士町は「地方創生のトップランナー」と評されています。しかし以前は、「2008年には財政破する」と予測された町でした。危機感を抱いた前町長の山内道雄氏は、民間企業での経験を生かし、町にイノベーションをもたらしました。

本記事では、本誌4月号「『稼ぐまち』が人口を増やす」で紹介し切れなかった第三セクター「ふるさと海士」の社長補佐の奥田和司氏へのインタビューを掲載します。