英語で堂々と記者会見を行った菊池雄星選手に見る「志」の大切さ

英語で堂々と記者会見を行った菊池雄星選手に見る「志」の大切さ

 

《本記事のポイント》

  • 米シアトル・マリナーズと契約した菊池雄星選手の英語会見が日米で話題に
  • 憧れのイチロー選手と同じ舞台に立つために高校時代から英語を学び続けた菊池選手
  • まず志ありき。そしてコツコツと努力を続けることで結果を残すことができる

 

西武ライオンズの菊池雄星選手が、ポスティングシステムを通してアメリカのシアトル・マリナーズと契約し、本拠地T-モバイルパークで行われた記者会見の様子が日米両国で話題となっている。

 

菊池選手は冒頭のあいさつから、現地メディアとの質疑応答の多くに、時にはユーモアも交えて滑らかな英語で応じた。

 

一部の専門性が高い質問のみ、「日本語でいいですか?」と確認したのちに通訳を介したが、質問に真剣に耳を傾ける姿勢や、できるだけ自分の言葉で答えようとする姿は、シアトル・タイムズなど現地メディアも「これまで大リーグに挑戦した日本の先人とは違った」「メディアとの最初のやり取りで、母国語以外で心情を詳しく語る選手はまれだ」と絶賛している。

 

 

高校生のころからメジャーリーグを目指して英語学習

現在27歳の菊池選手は、地元・岩手県の甲子園常連の名門・花巻東高校で春夏合わせて3回、甲子園に出場し、投手として活躍した。ドラフト1位で西武ライオンズに入団後は、最速158km/hのストレートと、スライダーを武器に活躍を続けていた。

 

記者会見では、花巻東高校の恩師・佐々木洋監督について問われ、「佐々木監督には、15歳・高校1年生の目標設定のときに、高卒でメジャーを一緒に目指そうと言われた」と語り、当時からメジャーリーグを見据えて練習に励んでいたことを伝えた。

 

英語で記者会見に臨んだことについては、「世界最高峰の舞台でプレーする中で、文化や環境、考え方の違いがあるので、せっかくなら自分の英語でいつか世界一の舞台に立っている選手たちと話をしてみたいという思いは高校時代からずっと持っていたので、少しずつ勉強してきたつもりです」と答え、高校時代から英語の勉強をしていたことを明かした。

 

実際に高校時代から、野球の練習と両立して英語を学んでいる姿がメディアで報じられてきた菊池選手。プロ入り後もトレーニングや試合の合間を縫って英会話学校に通い、外国人チームメイトとも積極的に英語でコミュニケーションを取っていた。

 

 

志のもとに日々努力する姿勢の大切さ

近年、野球やサッカーなどの競技でアメリカやヨーロッパなどの海外リーグに挑戦する日本人選手が増えてきたが、言葉の壁は大きい。他の選手や監督と適切なコミュニケーションがとれず、スランプに陥る一因となり、結果を残せないまま帰国する選手も存在する。

 

現在は通訳に頼らず現地の言葉を学ぶ選手も多いが、菊池選手のように、入団会見の段階で滑らかに英語で受け答えできるのは珍しい。

 

野球を始めた小学生のころから、すでにメジャーリーグで活躍していたイチロー選手に憧れ続けてきたという菊池選手。クラブハウスにある「ICHIRO 51」というネームプレートがはめられたロッカーの前で、感動のあまり立ちすくむ姿がマリナーズの公式SNSで紹介され、日米のファンから感激の声が寄せられている。

 

菊池選手は憧れのイチロー選手と同じ舞台に立てる日を夢見てきた。その志が、厳しい野球の練習と並行してコツコツと英語を学び続ける原動力になったのだろう。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は、書籍『凡事徹底と成功への道』で、志と努力の関係について次のように述べている。

 

努力が続かないということは、『しょせん、その程度の人物だ』ということでしょう。やはり、『志が小さい』と思うのです。自分がこの世に生を享けた意味を考え、わずか数十年の人生のなかで成し遂げようと思うことが、それほど大きくないということを表しているのではないでしょうか

 

「語学に天才なし」とよく言われている。菊池選手は、メジャーリーグでプレーするという高い志を持ち、その志を目指して日々努力を続けてきた。英語も、そのために必要な努力の一つだったのだろう。

 

常に高い目標の下、チャレンジを続ける菊池選手。英語で堂々と記者会見に応じる姿は、日本中の野球に打ち込む子供たちに憧れの姿として映っただろう。これからも日本を代表する選手として、さまざまな功績を残してほしい。メジャーリーグでの活躍が楽しみだ。

(駒井春香)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『凡事徹底と成功への道』 大川隆法著

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タグ: 野球  メジャーリーグ    菊池雄星  英語  

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