「宇宙人の視点」で世界の難問を俯瞰してみる - 編集長コラム

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2019年1月号記事

 

編集長コラム Monthly  Column

 

「宇宙人の視点」で世界の難問を俯瞰してみる

 

 

 2018年秋に公開された幸福の科学の映画「宇宙の法―黎明編―」が大ヒットし、週末映画動員ランキングで2週連続で1位を獲得。アメリカでの映画祭でアニメ部門の最高賞を受賞するなど大反響を呼んだ。宇宙最強とされる女帝レプタリアン(爬虫類型宇宙人)が地球に移住し、愛や自己犠牲の価値観を学び、成長していく物語が軸となっている(右画像)。

 

 

秘されていた「宇宙の法」

 この映画の背景には、幸福の科学の大川隆法総裁が収録してきた「宇宙人・UFOリーディング」がある。大川総裁はその六大神通力によって時空を超え、宇宙や地球の創世期や星々の間の交流を探究。人類に秘されていた「宇宙の法」の骨格が見えてきた。

 なじみのない人にはトンデモ話に聞こえるかもしれないが、米議会ではUFOや宇宙人に関して公聴会や米軍からのヒアリングが行われ、宇宙人が「常識」として議論されている。日本では大川総裁などが18年夏以降、85種類を超えるUFOの動画・写真を撮影し、"一大事件"となった(*)。

 もともと大川総裁は1987年発刊の『太陽の法』で、創造主にあたる存在が人類を創造し、さらには他のさまざまな星から指導的な立場にある人類型生物を呼び寄せたことを明らかにしていた。

 この9年間ほどの宇宙人リーディングによって、500種類にのぼる宇宙人が地球に移住したことが判明。創造主は人類創成以降、アルファやエローヒムなどの名で地上に生まれ、多様な価値観を融合する教えを説いてきた。人類が大調和する地上ユートピアの建設が目標で、映画「宇宙の法」では約3億3千万年前のアルファ神の時代を描いた。

(*)UFO画像の一部を収録した『UFOリーディング写真集』が発刊。種類は11月17日現在。

 

「UFOリーディング」写真集

「UFOリーディング」写真集
謎の発光体の正体に迫る

大川隆法著

幸福の科学出版

 

 

地球が存在する意味

 同映画の主人公の一人、女帝ザムザは他の人類との調和が難しいレプタリアン種だが、実際にアメリカなどではレプタリアンによるアブダクション(拉致)被害の証言が数多くある。

 一般的にレプタリアンは、獰猛な性格で、人間を食べたり、他の星を侵略して略奪したりするとされている。何を情報源にしているか分からないが、「エイリアン」や「プレデター」などのハリウッド映画ではレプタリアンの生態が"忠実"に描かれているようだ。

 そんな種族を創造主が地球に招き入れたのは、レプタリアンの志向する「進化」や「競争」の原理を取り入れ、よりダイナミックな人類の魂修行の環境をつくるためだったと『太陽の法』は明かしている。

 一方で負の部分も大きかった。レプタリアンは、「強い者が弱い者を支配する」という弱肉強食の考え方が強く、他の種族との共存共栄が課題となった。

 映画「宇宙の法」でも描かれているように、創造主は「与える愛」や「自己犠牲」の大切さを教え、「強い者が欲を抑え、弱い者を助ける」ところに「徳」が生まれてくると説いた。

 500種類以上の宇宙人がぶつかり合いながらも、一つの星の上で国家や地球のレベルの幸福(地上ユートピア)を実現しようとする中に、新しいリーダーが生まれてくる―。そうした魂修行を通じた文明実験が3億年以上にわたって継続されてきた。

 この数年の宇宙人・UFOリーディングでは、地球の新しい指導者たちがやがては元の星に戻ったり、初めての星に移住したりして、ユートピアを宇宙にも広げようとしていることも分かってきた。

「宇宙の法」の内容は今、少しずつベールが取り払われている段階で、まだ世の中に広く知られているわけではない。ただ、ある著名な言論人は大川総裁の講演を聞き、「宗教なんだから、人類創成ぐらい言うのは当然」と語っていたので、本コラムではあえて「宇宙人の視点」から俯瞰しつつ、現代の政治や経済、国際政治の難問を解決する道筋を考えてみたい。

 

 

(1)中国と中東の火種

 国際政治で今、最も厄介な問題は、中国の覇権主義をどうするかということだろう。「一帯一路」や南シナ海侵略に見られるような「強い国が弱い国を支配する」という中国の行動原理は、レプタリアンの価値観そのものに見える。

 経済大国となり、軍事的にも強い国になったからこそ、途上国を経済的に助けたり、安全を守ったりしないといけないというのが国際正義だろう。創造主が人類に説いてきた教えで言えば、大国が「与える愛」や「自己犠牲」を実践し、「徳」ある国になることによって、互いの国が共存共栄できるようになる。

 中東もまた、イランとイスラエルとの対立に象徴されるように、世界戦争の火種を抱えている。その根底にはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の対立があるので、解決は容易ではない。

 大川総裁はこれまで、ユダヤ教の民族神ヤハウェの中に、他民族に対し非寛容で戦闘性の強い考え方があり、それが「旧約聖書」を通じてキリスト教やイスラム教にも流れ込んで対立を生んでいると指摘してきた。

 また、幸福の科学のさまざまなリーディングでは、ヤハウェが3億年以上前にレプタリアンとして地球にやって来たことも判明している。中東和平を実現するには、3つの宗教から非寛容で他を害する思想を取り除き、本来持っている愛の教えを中心に置く宗教改革が必要になるだろう。

中国の習近平国家主席の行動原理は、宇宙人の一種レプタリアンの価値観そのもの。写真:新華社/アフロ

 

 

尾を引く米欧の人種差別

 日本が戦後70年を過ぎても苦悩し続ける歴史問題についても、「宇宙の法」は解決の糸口を与えてくれる。

 先の大戦までは世界中で人種差別が当たり前で、欧米の数カ国がアジア・アフリカの国々を力で支配する世紀が400年以上続いた。実は欧米のこの植民地主義にも、レプタリアンの価値観が深く影響していることが幸福の科学のリーディングで分かっている。

 戦前までは「強い国は弱い国をどう支配しても構わない」という弱肉強食の時代だった。それに対し日本は、わが身を滅ぼして「自己犠牲」的に戦い、人種差別を終わらせ、共存共栄の時代を開いた。

 しかし、アメリカやイギリスなどは戦勝国となったために、人種差別・植民地主義を反省する機会がないまま今に至っている。根拠のない慰安婦問題や虐殺事件で日本を糾弾し続ける中国や韓国に対し、米欧が後押しするようなスタンスに立つのは、それが理由だ。米欧の人種差別主義は今も尾を引いている。

 戦争・紛争の尽きない国際政治の本質は、弱肉強食のレプタリアン的な価値観から、よりクリアに理解できる。同時に、「与える愛」と「自己犠牲」の「徳」ある大国が登場することによって初めて、世界平和を実現できるといえる。

 

 

(2)社会主義の亡霊復活

 日本経済の最大の問題は、社会主義化が年々進んでいることだろう。

 2019年秋に消費税の10%への増税が予定されているが、社会保障の拡充と教育無償化のためだという。日本は社会保障への財政支出が他国に比べて突出して肥大化しており、「世界一の社会主義大国」という説も成り立つ(*2)。

 共産党独裁の中国のほうがまだ"資本主義的"で、日本において共産主義の亡霊が復活しているかのようだ。

 共産主義の"開祖"カール・マルクス(1818~83年)は自身の人生経験から、「お金持ちを憎む宗教」を築きあげ、富裕層からお金を強制的に奪ってバラまく国家を構想した。

「宇宙の法」の視点に立てば、レプタリアン的な価値観に近いものだといえる。貧しい人たちが集結して数の力を背景に「強者」になり、少数のお金持ちを「弱者」に位置づけて支配するのが共産主義だと見ていいだろう。

 必要なものはやはり「与える愛」や「自己犠牲」の思想だ。例えば、豊かになるための日本の伝統的な考え方に二宮尊徳の精神がある。「どんな人も一人ひとり強みがあり、それを育て、人に役立てることで繁栄できる」というものだ。明治維新後の日本は、この繁栄思想が底流にあったからこそ、欧米以外で初めて近代化国家を築くことができた。

 宇宙の歴史上、映画「エイリアン」のように、レプタリアンは他の星への侵略・略奪を繰り返してきたのかもしれないが、繁栄を一から創り出す思想を学んで実践することで、星同士の共存共栄が可能になる。

(*2)政府の収入(税収や社会保険料、国債)のうち、どれくらいの割合を社会保障に使っているかを計算すると、日本は67%、スウェーデンは64%だった(2008年時点)。

 

日本で復活する社会主義にも、中東で続く紛争にも、レプタリアンの価値観がうかがえる。写真:AFP/アフロ、つのだよしお/アフロ

 

 

(3)全体主義をどう阻止?

 中国の野蛮な支配が世界に及ぶことも、日本で社会主義化が進むことも、国内外で全体主義的な体制が強まっていることを意味する。その結果、中国に支配された人々や日本の国民は、「自分たちの運命を自分たちで決め、未来を拓く自由」を失うことになる。哲学者ハンナ・アーレント(1906~75年)が全体主義を防ぐための考え方として重視した「プルラリティ(複数性)」や「自由の創設」が奪われた状態だ。

 宇宙史的に言えば、レプタリアンに侵略された星では、こうした「自由」が奪い去られてきた。

 人類創成の歴史として幸福の科学でのリーディングで明らかになっているのは、約1億5千万年前に地上に生まれた創造主エローヒムが、現代にも通じる民主主義を導入したことだ。「一人ひとりが神の子として政治に参加し、国を繁栄に導く」ことの大切さを説いた。

 もしかしたら宇宙の地球以外の星では今でも、民主主義的な政治体制の星は少数派かもしれない。だとするならば、地球における民主主義は、他の星の宇宙人が学びとるべき重要な統治原理ということになる。

 

 

地獄解消への道

 以上は、「宇宙人やUFOの話なんて一切信じない」という人には荒唐無稽な議論ではある。ただ、ある程度受け入れられる人にとっては、「宇宙の法」の観点から、政治・経済・国際政治にからむ難問の解決の方向性が見えるのではないだろうか。

 宗教の立場で言えば、社会のゆがみから生じた地獄をどう解消するかということにも関係する。キリスト教では、大天使が神に反乱を起こし、地獄の悪魔ルシファーとなったとされている。そして幸福の科学では、ルシファーはもともとレプタリアンの一人として地球に来たことが『太陽の法』で明らかにされている。

 創造主は人類の魂修行に「進化」の原理を取り入れるため、他の星からレプタリアン種を招いたわけだが、地獄を生むようなリスクをとりながら、地上ユートピアを創り出す文明実験を続けてきたことになる(裏宇宙の邪神が存在するとされ、地獄発生の背景にはレプタリアン以外にもさまざまな要因があったと考えられる)。

「宇宙の法」など幸福の科学の映画は、単なるエンターテインメントにとどまらず、人類一人ひとりの生きる道や、政治・経済・国際政治の未来の設計図を含んでいる。

 12月初旬発刊の『青銅の法』第4章「宇宙時代の幕開け」では、「宇宙の法」の輪郭がさらに鮮明に説かれた。

地球という星は、宇宙のいろいろな文明から来た人たちが、新たな文明実験として人間様の人体に宿って文化をつくり、生活をして魂を鍛え直し、つくり直す、そのようなチャンスの場であるということです

 地獄を解消し、地上と宇宙のユートピアを創る道筋も、ゆるやかに見えてきた。

(綾織次郎)

 

2010年以降、宇宙人が地球にどう関わっているかの探究が本格化している。
宇宙人、UFOに関する大川隆法総裁の著書は50冊以上にのぼる。
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