当選を喜ぶ山根氏(二列目の女性)と、支援者。

8日に投開票が行われた山口県下松市議選で、幸福実現党公認候補の山根栄子氏が初当選した。同党公認の地方議員は18人目となる。

東洋経済新報社が発表する「住みよさランキング」で全国上位に名をつられる下松市。今回の選挙でも、町の活性化の維持が争点となった。

当選を果たした山根氏は、市内の小・中学校に通い、高校を経て、美萩野保健衛生学院卒業。歯科衛生士として働き、「生涯現役で日本一健康な下松市」などを公約として掲げていた。

山根氏は編集部の取材に対して、こう語った。

「当選は、みなさんのお力のおかげです。選挙戦では、地域の方々のお一人お一人にお会いして、何に苦労されているかを聞いて回りました。その中で、道路がなかなか整備されない、川岸が崩れている箇所があるなどのお声を聞き、市政の問題を解決していきたいという思いが強まりました。選挙の終盤では、私に会ったこともない方からも『票を入れたよ』と言われ、自分の訴えが口コミのように広がっている手ごたえもございました。また、『今までの市議は頼みに来る方が多かったが、話を聞いてくれる人は珍しい』と言われたことも印象的でした。こうした市民の皆様のお困りごとを、これからの市政で解決していきたいです」

「下松へ恩返ししたい」と語る山根氏の今後の活躍に期待したい。

【関連記事】

2017年10月号 緊急鼎談 山口から日本を守る 日米の基地と共にある誇りと自覚

https://the-liberty.com/article/13407/