写真左より 日刊いわくに代表取締役社長 藤井淳史氏。幸福実現党山口県本部代表 河井美和子氏。山口県岩国市議会議員 石本崇氏

2017年10月号記事

緊急鼎談 山口から日本を守る

日米の基地と共にある誇りと自覚

日米双方の基地を抱える山口県で国防の大切さを訴え続ける3人。 党派や職種を超え、日本に今、何が必要かを語った。

(聞き手・編集部 片岡眞有子)

藤井淳史氏(以下、藤): 北朝鮮暴発のリスクは信じられないほど高まっています(8月19日時点)。数年はかかると思われた核弾頭の小型化にも成功したと伝えられています。日本人はこの脅威を正しく認識しなくてはなりません。

石本崇氏(以下、石): ミサイル以前に、拉致の問題があります。数多くの日本人が北朝鮮に拉致されていると分かっていながら、政府は何ら具体的な動きを見せなかった。国内に必ず北朝鮮の協力者がいるはずなのに、誰ひとり逮捕されていない。こうした甘い対応の延長線上に、ミサイル問題があると思います。

河井美和子氏(以下、河): 日本政府が何一つ効果的な手を打てないのは、長年に渡って、国防強化や憲法改正という、本来やるべきことに目をつぶってきたからでしょう。自衛隊を憲法に明記することについて、安倍首相は「加憲」で誤魔化していますが、正々堂々と「改正」すべきです。

次ページからのポイント

オスプレイ配備は賛成

核、スパイ、難民などをどう考えるか

幸福実現党山口県本部 下松地区代表 山根栄子氏インタビュー