Interview 地域を発展させる「秘策」 - 幸福実現党 栃木県

Interview 地域を発展させる「秘策」 - 幸福実現党 栃木県

 

2018年2月号記事

 

Interview

 

地域を発展させる「秘策」

栃木県

 

全国で活動する幸福実現党の代表者に、地域発展の提言・取り組みについて聞いた。

 


 

観光資源の奥にある「精神的なもの」を伝えていく

 

幸福実現党
栃木県 本部副代表

三觜 明美

(みつはし・あけみ) 1961年、熊本県生まれ。関西外国語大学短期大学部卒業後、神戸で通関代理業、英語講師などを経て、95年の阪神・淡路大震災後、宇都宮に移住。座右の銘は「積小為大」。

 栃木に20年以上住んでいますが、ここには魅力のある有形・無形の観光資源がたくさんあります。世界遺産の日光東照宮、山岳信仰の対象にもなってきた男体山、風光明媚な中禅寺湖や華厳の滝、街中で歌舞伎舞踊を行う山あげ祭、日本の資本主義の精神とも言うべき二宮尊徳のゆかりの地、中世における関東の最高学府だった足利学校など、挙げればきりがありません。

 訪日外国人の姿も多く見られますが、まず地元の人々が、そうした観光資源の奥にある「精神的なもの」を教育などを通じて理解し、伝えていけば、国内のみならず、世界中にもっと栃木を魅力的に感じてもらえるはず。2020年の東京オリンピックに向けて、発信力を強め、栃木を盛り上げて観光立県にしたいです。

 

 

企業誘致と法人税・所得税の減税を

 県内には、ホンダ、キヤノン、シャープ、東芝など大企業の製造・研究開発の拠点がたくさんありますが、企業誘致にもより一層力を入れるべきでしょう。

 安倍政権は衆院選後に、後出しで「増税」を言い始め、民間の経済活動を破壊しようとしていますが、今こそ法人税・所得税を大幅に下げて、企業の活動を活発化させ、収入や雇用を増やす時です。海外の企業も日本に拠点を置くようになれば最高ですね。

 

 

いじめ問題は「罰則付き」で解決

 2人の子供を育てた母親として、やはり、「いじめ問題」を見過ごすことはできません。

 特に、地方都市は人間関係が密なので、親御さんも教師もぎくしゃくすることを嫌い、問題が起きても、それを表面化させたくないという心理が働きます。2013年には、「いじめ防止推進法」が施行されましたが、いまだに全国でいじめによる自殺が相次いでいます。この法律に足りないのは、いじめを放置したり、加担したりした教師への処罰規定がないところです。

 幸福実現党栃木県本部では、2016年、栃木県議会に対し、教師への罰則規定を明確に記した「いじめ処罰法」を制定するよう要望しました。子供たちにとって今、必要なことは、安倍政権が掲げる教育の無償化ではなく、指導力を含めた質の向上であり、安心して通わせられる学校、教育環境づくりです。それこそが親の願いでもあります。

 

 


 

国の「経営」を正し、切磋琢磨して営業力・教育力を磨く

 

幸福実現党
栃木県 第三支部長

石渡 剛

(いしわた・つよし)1969年、千葉県生まれ。敬愛大学卒業後、大手自動車販売会社に勤務。その後、個別指導学習塾を経営。2005年に幸福の科学に奉職。趣味はバイクとマラソン。座右の銘は「何もしなければ何も変わらない」。

 個人や企業・団体にこれまで約6千件の訪問を重ねる中で分かったことがあります。それは、そこに住む人々が心から「この地域を良くしたい」と思わない限り、その地域を発展させることはできない、というごく当たり前のことです。

 

 

世界で勝負できる栃木のコメやイチゴ

 既存の政治家は、有権者が「足りない」と言えば、すぐ補助金を出して問題を解決しようとします。しかしそうしたバラマキは一時的に人を助けたように見えても、時間が経てば、また同じ状況に戻り、財政赤字だけが膨らみます。日本の政治は、こういうことを繰り返してきました。つまり、国の「経営」のやり方が間違っているということです。

 私は塾経営の経験がありますが、「営業」「売上」「サービス」などの意識がなければ、経営は成り立ちません。そうした意識を持って、私自身がこの地域の渦の中心になりたいと思います。

 栃木には、コメ、イチゴ、乳製品など他県に負けないおいしいものがたくさんあり、国内外の市場では今あるもので十分勝負できます。ただ弱いのは営業力やPR力です。大田原市で獲れる「両郷米」は幻のお米と呼ばれており、冷めても粘り気や甘みが落ちずにおいしい。イチゴの「とちおとめ」も農協を通さず、生産農家自らどんどん海外にPRして売り出したら、もっと高く、もっと多く売れるでしょう。

 

 

必要なのは「教育の質の向上」

 私は教育への関心が強いのですが、今、国会で議論されている「教育の無償化」には反対です。本当にやらなければいけないのは、「教師や教育の質の向上」です。塾や予備校では当たり前のようにやっていて、公教育で行われていないのは、「生徒が教師を選ぶ」こと。なぜやらないのか。それは、教師や学校が競争にさらされたくないからです。

 少子化が叫ばれる一方、塾や予備校のニーズは高まり、一人当たりの教育費も増えています。それは、「質の高い教育を受けさせたい」というニーズがあることを示しています。これに応えるには、まず学区制を廃止し、生徒が学校や先生を自由に選べるようにして、人気が高い先生には高いお給料を支払うようにすべきです。

 もっと言えば、塾や予備校を学校として認める。教師や学校が切磋琢磨する中でこそ、日本の教育力が磨かれていくのです。

 

 


 

宇都宮に空港を造り栃木全域を活性化させたい

 

幸福実現党
栃木県本部 幹事長

阿久津 秀昭

(あくつ・ひであき)1958年、宇都宮市生まれ。立正大学卒業後、乗り物好きが高じて自動車販売・リース会社に入社。趣味は映画鑑賞。「ALLWAYS 三丁目の夕日」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などが好き。同市内で妻と娘2人で暮らす。

 宇都宮で生まれ育ち、地元の発展を楽しみに生きてきました。最盛期の宇都宮は150万人の商圏を抱え、「世界一の百貨店密集地帯」と言われるほど賑わい、週末に街に出かけることが市民の楽しみでした。今では、人影もまばらなシャッター街となり、寂しい限りです。街の発展は人々に希望を与え、生き生きとさせ、幸福をもたらします。中心街に人を呼び戻し、人口を増やすことが宇都宮の再生につながります。

 

 

高層マンションで賑わいを取り戻す

 具体策としては、中心市街地を再開発し、高層マンションをたくさん建てて、街中を人で満たすのです。上層部は住居、下層部には商業施設や医療施設にします。家族連れだけでなく、車を運転できない方や高齢の方も便利で安心して暮らせます。これを実現するには、建物の容積率の緩和・見直しも必要でしょう。

 また、北朝鮮のミサイル発射でJアラートが鳴りましたが、地下に大規模な駐車場を造り、日ごろは商業施設の来客対応に用いながら、有事のシェルター機能を持たせて市民の命を守ります。

 

 

最低レベルの空港アクセスを解消する

 宇都宮には新幹線も高速道路も通っているので、交通の便がいいと感じている方もいるかもしれません。でも、県庁所在地中心駅から最寄りの空港までのアクセスは全国でも最低レベル。東京の羽田空港までは高速バスで2時間半~3時間もかかります。これは宇都宮市民だけでなく、県外から宇都宮を訪れる方々にとっても大きな負担です。観光立県を目指すにあたっても大きな壁になっています。

 ただ、新たに空港を整備するのは物理的に難しい。そこで、すでに市内に存在する陸上自衛隊の飛行場を民間と共用化して活用する。ターミナルを整備するだけでコストを抑えられます。近くにはJR宇都宮線も走っているので、アクセス駅を開業させれば、JR宇都宮駅から数分でアクセスできる全国でもトップクラスの便利な空港が誕生します。県内はもとより、埼玉北部からも利用が見込め、外国からも多くの観光客を呼べるでしょう。もちろん、法整備でテロなどにも十分に備えたものにします。

 そうすれば、宇都宮の発展を栃木全域の発展につなげていけるはずです。

 

 


 

ハンディ・キャップを持つ方も元気で幸福に暮らせる社会に

 

幸福実現党
栃木県本部 下野市代表

石川 信夫

(いしかわ・のぶお)1956年、下野市生まれ。小山園芸(現・小山北桜)高校卒業、旧国分寺町役場に就職。税務課勤務などを経て34歳で退職。現在、自動車重機販売業を営む。好物はカレー、ポテトサラダ。同市内で妻と娘3人で暮らす。

 若いころから、ハンディ・キャップを持っている方が、元気に幸福に暮らせる社会にできたらいいなという思いを持ち続けています。

 役場に勤めていた20歳のころ、知的障害児施設を慰問したことをきっかけに、仲間とともに施設を慰問するフォークバンド「童夢」を結成し、子供たちとの触れ合いを始めました。旧国分寺町では、障害児の親御さんと触れ合うボランティア団体「愛の里」を立ち上げてさまざまなレクリエーション活動に取り組み、手話サークル「小さな村」の発起人の一人として、聴覚障害者との交流の場もつくってきました。

 

 

市の窓口に手話通訳者を常駐させる

 さまざまな活動を通して仲良くなった聾唖者の方がよく家に訪ねて来られます。その方々から、市役所に電話してさまざまなやり取りを仲介するよう頼まれることが多いです。聾唖者の方々は「役所の窓口に行っても、すぐに手話で対応してもらえる体制ではありません。話が通じにくいので何とかしてほしい」と言われます。

 だから、市の窓口に手話の通訳者を常駐させ、聾唖者が気軽に足を運び、さまざまな相談に乗れる体制を組むことが必要だと思います。私は独学で手話を勉強してきて、10年のブランクの後、もう一度磨き込もうと、朝30分の練習を7年間続けています。辞書を引きながらですけど、誰かのお役に立てるのはとても幸せなことです。

 

 

七重塔の復元で花まつりを盛り上げる

 下野市には国分寺跡があり、近くの天平の丘公園では、毎年4月に花まつりが行われ、約450本の桜を見に市内外から多くの観光客が訪れます。花まつりは、私が役場に勤めていたころ、当時の町長が職員を引き連れて、東京でチラシを撒くなどしてPRしたことで多くの人に認知されました。

 この祭りをより一層盛り上げるために、国分寺跡の七重塔や薬師寺を復元したい。多くの資金が必要ですが、東大寺の大仏のように、市内外から寄付を募っていくのはどうでしょうか。もちろん、市はPRに力を入れ、幅広い方々の善意でこの街を元気にしていきたいと思います。

 

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