世界をあっと驚かせたアメリカのドナルド・トランプ氏の当選で、2017年はどう動くのか。注目の一つは、「1強」状態の安倍政権はどれぐらい続くか、であろう。安倍晋三首相の在職日数は、昨年11月で1800日を超え、今年5月には、ついに自らを抜擢した小泉純一郎元首相を抜き、歴代5位となる。

JNNが1月に行った世論調査によると、安倍政権の支持率は67%。2013年11月以来の高い水準を記録している。この勢いは維持できるのか、そこには不安要素はないのか、世間の関心が集まっている。

小泉元首相の守護霊登場

そうした疑問を考えるヒントとなる、興味深い一書が発刊された。幸福の科学グループ・大川隆法総裁著『日本をもう一度ブッ壊す 小泉純一郎元総理守護霊メッセージ』(幸福実現党刊)である。

「私が、自民党をぶっ壊します!」「私の内閣の方針に反対する勢力、これはすべて抵抗勢力だ」「今回の解散は郵政解散であります。郵政民営化に賛成してくれるのか、反対するのか、これをはっきりと国民の皆様に問いたいと思います」などの言葉を聞けば、記憶の片隅にかすかに残る小泉語録を思い出す人もいるだろう。

小泉元首相は、原発を推進し、安倍首相を党幹事長に抜擢したのに、今や「脱原発」を掲げ、安倍政権に批判的というアンビバレントな立場に立っている。その点、同氏がどんな信念を持っているのか、いま一つ捉えづらいのも事実。その疑問に、発刊された小泉元首相の霊言本が肉迫している。

安倍政権の恐怖心とは?

また、小泉元首相の守護霊は、先の書籍で「いま、安倍君が何を一番恐れているかを私は知っている」と述べ、アベノミクスの弱点をついている。これは自民党に批判的な人にとっても、興味をそそられる点であるはずだ。

さらに今から振り返れば、小泉元首相が進めた郵政民営化や、規制緩和などの自己評価も気になるところ。小泉政治を総括する意味でも、『日本をもう一度ブッ壊す 小泉純一郎元総理守護霊メッセージ』をおすすめしたい。これを読めば、安倍政権の本質がかいま見えてくるだろう。

このほかにも大川総裁は、戦後政治の功罪を探究すべく、数多くの歴代自民党首相の霊言を行っている。こちらも合わせておすすめしたい。

【関連書籍】

幸福実現党刊 『日本をもう一度ブッ壊す 小泉純一郎元総理守護霊メッセージ』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1790

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