ベルギーで子供と認知症患者の安楽死法案が上院委員会を通過 議論には「魂」の視点を

2013.12.06

ベルギーの上院委員会で11月末、18歳未満の子供や認知症の患者の安楽死を認める法案が通過した。今後、上院・下院の本会議を通過して成立すれば、安楽死に年齢制限をかけない法律としては世界初となる。しかし、明確な意思を確認できない子供や認知症患者の安楽死を認めることには慎重になるべきだ。

米CNNは同月28日付ウェブサイトで、神経が破壊される難病にかかった生後まもない娘を2年前に亡くした、同国の母親のインタビューを紹介。死の直前、苦痛緩和の鎮静剤を投与しても苦しそうな表情が変わらなかった娘を見て、母親は「薬剤を投与して、短かった娘の命をもっと早く終わらせることができたら」という思いを抱いた。それ以来、子供にも安楽死を認めるよう訴える活動をしてきた。

・・・・・・(2ページ目から全文をお読みいただけます)

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ:

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら