中国、2020年に秘密裏の核実験 ─ 核増強の動きは止まる見通しなし

2026.02.11

《ニュース》

アメリカのディナノ国務次官(軍事管理・国際安全保障担当)は、6日のジュネーブ軍縮会議で、中国が2020年に秘密裏に核実験を行っていたと明らかにしました。

《詳細》

これまで中国が最後に核実験を行ったのは1996年7月とされていましたが、ディナノ氏は、「中国が数百トン規模の核爆発実験の準備を含む核実験を実施したと認識している」「中国は2020年6月22日、そのような核実験を1回実施した」などと指摘しました。

中国は、核実験は包括的核実験禁止条約に違反すると認識していたため、核実験に伴う地震波を検知されにくくするために大きな洞窟を掘る「デカップリング」という手法を用いて、核実験を隠蔽しようとしたとディナノ氏は主張しています。

米紙ワシントン・ポストは、この核実験は、中国の新疆ウイグル自治区のロプノール実験場で実施が疑われていた低出力の核実験の可能性が高い、と報じています(6日付電子版)。

今月5日には、米露間で唯一残っていた核戦力を制限する枠組み「新戦略兵器削減条約(新START)」が失効しました。これにより米露の核戦力を制限するものはなくなりました。

トランプ政権は、新STARTの制限を順守しない考えを示しており、米露中3か国による新たな軍備管理の枠組み創設だと主張しています。中国は、現段階での軍縮交渉参加を拒否しています。またトランプ氏は昨年、アメリカの核兵器実験の再開も求めていました。

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タグ: 中国  ジュネーブ軍縮会議  ディナノ国務次官  抑止力  核兵器  核実験  ウイグル自治区  デカップリング 

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