米軍のベネズエラ侵攻とイランの経済的苦境【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2026.01.26

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

2026年初頭、中国共産党の同盟国であるベネズエラとイランにそれぞれ危機が訪れ、北京は頭を抱えているのではないだろうか。

周知の通り、現地時間1月3日、米軍デルタフォースはベネズエラの首都カラカスを急襲し、いとも簡単にマドゥロ大統領を連行した(*1)。数十万の完全武装したベネズエラ軍は、まるで"集団麻痺"状態に陥ったかのように、マドゥロ氏が米軍に拉致されるのをただ見ていただけだった。

ベネズエラ陸軍予備役のエドガー・ペレイラ中佐が、軍は以前から極秘の「不抵抗」指令を受けていたと証言したことが、一部で話題になった。仮にそうしたことが起きたなら、「米国に対し強く対抗する」ことが正しいとされる国で、この極秘命令を一体誰が発したというのだろうか。

(*1)2026年1月8日付地球大観

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タグ: 抗議デモ  中国包囲網の現在地  米軍  中国共産党  マドゥロ  イラン  ベネズエラ 

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