明治維新のやり直し - Part 2 国家神道は天皇一神教だった
2024.03.28
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2024年4月号記事
明治維新のやり直し
明治維新は「平和裏に成功した革命」だったが、その中に日本を揺るがす「失敗の種子」があった。
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明治維新のやり直し - Part 2 国家神道は天皇一神教だった
国家神道は天皇一神教だった
人々が崇敬していた寺院を破却し、仏像を破壊して僧侶を大量還俗させた明治維新の暗部である廃仏毀釈は、なぜ起きてしまったのか──。
結論から言えば、薩摩藩や長州藩などの倒幕派が、「自らの権威付けのため」に天皇を利用したことが最大の原因であり、後述するような矛盾や問題が起きた。
具体的には、自らの行為を権威付ける手段として「国家神道」を生み、教えを説かない「現人神」を精神的主柱(国体)として打ち立てた。これを正当化するために、「神道は宗教ではなく、あくまで習俗である」というゴマカシの論理(神道非宗教論)を使って、戦前の日本政府は国家神道を"道徳"として国民に宣教し、結果多数の宗教を弾圧していった。
このような国家神道のことを大川総裁は「天皇一神教」と呼んだのである(*1)。
(*1)『竹村健一の霊言 大逆転の時代 次の30年を語る』あとがき
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
次ページからのポイント(有料記事)
倒幕派が手段として天皇を利用
社会的抹殺、教団本部の爆破、一斉検挙──"神道"もキリスト教も弾圧された
「仏教の国教化」から逃げた伊藤博文
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