2024年1月号記事

地域シリーズ

愛知

真の繁栄の光を、愛知から世界へ

日本一のものづくり王国として知られる愛知県。
その歴史を紐解くと、世界へと広げるべき「繁栄の光」があることが分かる。

「そこの障子を開けてみろ、外は広いぞ」──。

織機の開発と紡績事業で成功し、大きな富を築いた豊田佐吉は52歳の時、中国・上海進出を宣言した。親戚が、これほどまでになったのだから、もう十分、と止めようとすると佐吉は、「そんなちっぽけな考えだから、日本人は外国人に馬鹿にされるんだ」と烈火のごとく怒ったという。

今や世界企業となったトヨタグループの原点には、国富を増やし、日本の国際的地位を高めるためにと、自動織機の開発に人生をかけた佐吉の志があった。その成功を支えた「思想」に迫る。

※文中の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。